凰建設の森です。
本日は各種の会議、
そして現場の検査、
あとは資料作成日。
17日の埼玉での
YKKさん主催の講演会。
現社長と新社長さんも
来られるという事で、
思ったよりも大事に。
しっかり作らねば。
さて、本日の話題は、
上手く行かないお話。
弊社は比較的、分離発注や
施主さんが自分で工事を
やる事に対しては、おおらかに
いいですよと言う方針です。
今現在もハーフビルドの感じで
家を建てさせていただいており、
お施主様が鋭意内装工事中。
そうする理由は色々です。
予算を抑えたいとか、
DIYが趣味だとか、
身内にプロがいるからとか。
ただ、私たちもまだまだ
対応力が無いのがダメなのですが
身内にプロがいるから、
その人に分離発注したい。
以外の理由で行う
分離発注や施主工事は、
すんなり行くと思わない方がいい。
過去に、奥様のお父様が
塗装業を営んでおられるから、
塗装工事はお父様とご主人で
一緒にやります。
というお施主様がおられました。
その家はすごくいい仕上がりに。
工程管理などなど、対プロなので
私たちもやりやすかったです。
奥様のお父様が設備工事店を
営んでおられ、水道配管と
住宅設備をお父様に。という
家もありましたが、そちらは
逆に私たちが見習いたいような
素晴らしい工事をしていただいた。
こういうパターンは私たちも
色んなやり方を学ぶチャンスなので
どちらかというと嬉しい分離発注。
予算削減や趣味目的での
分離発注はなかなか難しい。
例えば、壁にタイルを張る工事は
自分でやってみたい。
みたいな事があったとします。
イメージ的には、接着剤をつけて、
壁にペタペタ貼るだけみたいな。
じゃないんですね。
そもそもタイルを綺麗に張るなら
割付から考えていく必要が。
タイルの選定から設計させていただくと
割付に合うように、貼る部分の
サイズを調整したりします。
お施主様が後でタイル選定をすると
殆どの場合で、タイルのカットが
発生します。
今は工具は大概のものがレンタル可能。
だけど、上手に切るのは難しい。
接着剤がしっかりくっつくような
下地処理だって大変。
目地を綺麗に見せるのも大変。
大工さんは金づちで釘を叩く
みたいなイメージでしょうが、
釘を叩く瞬間に至るまでに、
沢山の工程があるんですね。
プロはそれが分かっている。
初めてのDIYだと分からない。
また、設計と施工でトラブルに
なることもあったりします。
造成や外構などで、
擁壁の構造をどうするか
等の設計は誰がやる?
弊社、設計施工で見積、
他社、施工のみで見積。
他社が安いから分離発注。
お施主様、設計図を求められる。
結局お施主様が間に入って
てんやわんやしたうえに、
設計の金額を合わせてみたら
最初から弊社に依頼するのと
変わらない金額だった。
DIYで床材を貼ろうと思ったら
プロ以外には売れませんと言われ
弊社を通してしか買えなかった。
カットの方法?接着剤は?
釘は?釘打ち機は?
残材の処分方法は?
ええ、並べて貼るだけじゃないの?
DIYが終わらずDIYの為に
有休を取りました。
職人さんにお任せして、
自分が稼いだ方が、トータルで
得になる感じでしたね、、、
みたいなお話は枚挙に暇がない。
仕上げの盛り付けだけ。
みたいな料理なんて
料理したとは言えませんよね?
食材を揃えて下ごしらえを
する所から、片付けを
行うまでやって、初めて、
料理をしたと言えるんです。
DIYもそれと同じです。
分離発注やDIYがダメとは言いません。
ただ、ひょっとすると、自分が
思っているよりも、それは
はるかに大変な事であり、
「後は貴方たちで話し合って
工事を進めておいてね」
は通用しません。
分離発注をしたのであれば、
お施主様が総指揮者です。
それぞれの業者の間に入り、
専門用語などが飛び交う
質疑応答に答えなきゃダメ。
ハーフビルドも、盛り付けだけ料理
みたいな考え方ではダメ。
事前の段取りから、全部やる。
経験上、安易な分離発注や
DIYは、建築会社としては
非常にストレスが大きい。
色々聞いていただく事も
ありますが、もし、あなたの
部下に、半年でやめる事が
決まっている新入社員(未経験)
が付く事になったとしたら、
と想像していただけると。
上司から、しっかり教えて
鍛えてやってくれ。と
言われても、え、意味あるの?
みたいな感じになりません?
繰り返しますが、ダメとは言わない。
だけど、それをやるなら
それなりに勉強していただくのを
強くお願いしたいです。
