これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

外構は○○〇万が平均

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は来客。
ご来社は14:00~の予定。

お越しになられたのは
10:00。

やっちまった間違えた
と思い、慌てて打ち合わせの
ZOOMを終えて対応。
終わってからメールを見直すと、
やっぱり14:00の約束。

強制的に限界突破で
一日の仕事が半日で
終わった感じです。

さて、本日の話題は、
外構工事にいくら掛ける?

というお話になります。

というのも、統計情報が
公開された模様でしてhttps://www.s-housing.jp/archives/300076

各予算帯の予算オーバー率が
出ていたりと、面白いです。

外構、これ難しいです。
いくら掛けるかというのは
弊社の事例でも本当に
バラバラの金額が出ます。

予算10万円という人もいる。
駐車場に砕石を撒いて終わり。

予算700万円という人もいる。
植栽ガレージその他もろもろ。

余談ですが、ガレージって、
ちょっと扱いが難しくて、
ビルトインガレージになると、
本体工事っぽくなりますよね。

でも、独立車庫だと、
外構工事っぽくなります。

ビルトインガレージのある家は
ガレージを除いた金額が、
家の価格として適正なのか、
ガレージも含めた金額が
家の価格として適正なのか、
住まい手としてはどちらが
イメージしやすいのでしょうか?

いずれにせよ建物本体以上に、
予算のばらつきが出るのが、
外構工事になります。

ここにどのくらいの予算を
投入するかという事ですが、
凄く個人的な思いを言えば、
外構の予算はゼロでもいいと
思っています。

というのも、最初にやらなきゃ
いけないものじゃないから。

勿論、予算が潤沢にあるなら、
500万円でも1000万円でも
掛けてやればいいと思います。

しかし、あなたが住むのは、
庭じゃなくて家になります。

外構は後からでも出来る。
だけど耐震断熱は、後から
やるのは本当に大変。

予算が厳しいのであれば
庭に苗木を一本植えておくだけで
おしまいにしておいて、
後の庭づくりは、後の世代に
託せばいいと思います。

その為に、200年先まで、
使い続けられる家を作るんだから。

もし、家を自分と心中させる
というつもりなのであれば、
それこそ、そんな家に植えられた
樹木は可哀そうでならない。

樹木の寿命で30年とか60年なんて
人間で言えばまだ働き盛り。

これから大きくなって、
子孫を残そうという段階で、
「これは大きくなりすぎたからねぇ」
なんて言われて切り倒される。

ペットは家族だと思っていても、
ペットが亡くなる際に
ご主人、私と一緒に死んで、、、
と言われても、流石にそれは
ないですよね?

では、モノ言わぬ植物なら、
人間の都合で無理心中させても
いいと思っている?

植物と家の互助関係と言えば
屋敷林が挙げられます。
屋敷林が屋敷林として
役立つまでには、数十年の
月日が必要になります。

新しく分家された家が、
30年しか持たないなら、
屋敷林が育ってきたな
というくらいで、家の方が
持たずに終わってしまう。

それじゃあ意味が無い。

だからまず家の耐久性を
高めないと、屋敷林も何も無い。

新築と共に整えられた
外構のある家は美しいと思う。

ただ、日本の家づくりにおいては
少なくない確率で、その外構の
予算を家づくりに全部充てたら
もっと高耐久に出来たのでは?

と思わされる計画がある。

あなたが素晴らしい家を建てた。
次の世代が素晴らしい庭を作った。
その次の世代が素晴らしい家具を置いた。
4代先には素晴らしい家と庭と家具が残る。

あなたが中途半端な家と庭と家具を設えた。
次の世代も中途半端な家と庭と家具を、、、
その次の世代も同じことを、、、
4代先にはきれいな更地が残る。

どちらの方が、社会が豊かになるか。

現実的に、私たちの目の前には、
大金を払ってでも住みたい
中古住宅なんて、ほぼありません。

日本以外の先進国は前者です。

自分が恩恵を受けるのではないと
知りつつ、後世の為に役立つことをする。

それを繰り返し、今の社会があります。
私たちの世代で、全部の恩恵を
摘み取ってしまっても良いのか?

若い世代は、今の老人世代が、
全部の恩恵を受け取ろうとしているから
自分たちだって残りの恩恵を
搾り切ってもいいはずだ。

という考え方になってしまっている。

私も、その気持ちはよく分かる。
だけど、同じことをしていたら、
私たちもまた、下の世代から、
同じ目で見られることになる。

上級生からのいじめのスパイラル。
どこかの世代が、
自分たちはいじめられたけど、
自分たちは後輩をいじめない
という事をやれば、
止める事が出来るんですね。

家づくりは大きなお金が動くもの。
自分が稼いだお金だから、自分の為に
使って然るべきなのは当然です。

しかし、もし、あなたの子ども達を、
更にその後の世代を慈しむ心が
あるのであれば、あなたの消費行動が
後の世代に歓迎されるものになるよう
考えてみても良いかもしれません。

外構の予算帯から随分と
話しが脱線してしまいました。

#本質的な家づくり #未来コストを考える

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー