凰建設の森です。
先日ちらっとお会いしたお客様。
「家はもっと大きい方がいいなぁ」
と言われておられました。
うん、確かに家は大きい方が、
余裕があっていいですよね。
否定するつもりは全くありません。
が、家が大きくなることのリスク、
ちゃんとわかって言ってる人って
実はあんまり多くないです。
大きい家の方が建築費用が高くなる。
その程度の認識であれば、
それは大変危険です。
家の大きさが30坪から35坪に増えて
同じ暖房費にするためにはQ値を
0.85倍にしなければなりません。
30坪のQ値が2だったとすると
35坪のQ値は1.7になります。
それだけ性能を上げて同じ暖房費。
40坪ならQ値は1.5。
50坪ならQ値は1.2。
性能を上げることなく坪数を増やすと
・お金がかかるのを我慢
・温度を上げるのを我慢
・寒い部屋があるのを我慢
のいずれかの我慢が発生します。
だから、最初に掛かるお金だけじゃなく
後からかかるお金も随分違う。
こういうことになります。
一生涯に家に使うお金を
最小化するためには、家の大きさを
小さくするというのは一番の
近道になります。
60坪でQ値1.0の家と
30坪でQ値2.0の家。
暖房費は同じですが、
建築費は2倍以上、
メンテコストも2倍
生涯コストで2倍弱です。
大きな家を作ってはいけない。
と言うつもりはありません。
ただ、家を大きくするのであれば
生涯コストでどのくらい差が付くのか
しっかりと検討してから
建てないと、後で「こんなに掛かるの?」
と思う事になります。
外壁の塗り替えが100万円~
みたいな相場で出てますが、
30坪まで位の話です。
60坪の建物だと200万円以上とか
普通に掛かってきます。
自分に合ったミニマムサイズの
家を選んでくださいませ。
