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家づくりと子育て。

長く住める家

凰建設の森です。

本日は、新しい新築計画の
ヒアリングになります。

どんな建物にしたいのか。
理想の暮らしとは何か。

家のデザインを考えるに
あたり、お施主様からの
要望を伺います。
色んなことを根掘り葉掘り。

家族の暮らしはどうか。
来客時の対応はどうか。
子ども達が大きくなったら?
巣立った後は家をどうする?

家づくりはとにかく長期目線で。
住んだ瞬間が一番使い易くて
その後どんどん使いにくくなる
間取りにするか、家族の変化に
合わせて家も使い方を
変えられるようにしておくのか。

今現在でも日本の平均世帯人数は
2人くらいになります。

でも、日本には4~5人家族を
想定した家しかありません。

新規で建てられる家もやはり
4~5人家族を想定したものばかり。

結果日本中に、昔子ども部屋として
使われていた物置のある空き家が
溢れかえっております。

家を建てる世代は子育て世代だから
どうしても自分中心の一人称で
物事を考えてしまいますが、
日本全体で見れば、我が国に
最も必要なのは、2人で住むのに
最も暮らしやすい家です。

子ども達が家にいる期間というのは、
子ども達を居候させてあげてやってる
位の感覚でいたほうが、長い人生の
最適解になるかと思います。
子ども達に必要なのは、居場所であって
子ども部屋という空間ではありません。

いつもヒアリングでは子どもの教育
というものについての考え方を
伺う様にしております。

本日のお施主様。
子どもの教育方針について
書いていただくところに、
「夫婦が仲良くしている事」
って書いてくださいました。

私個人の考え方ではありますが、
私も、子育てにはそれが最も
大事な事だと思っております。

夫婦が仲良く機嫌よくいる事。
子ども達にとっては、親というのは
世界の全てだと言っても
過言ではないかと思います。

その親が作る空気が、穏やかで
安心できるものであると、
子ども達は遠慮なく興味関心を
外の世界に持っていく事が出来ます。

逆に、親が不機嫌で仲が悪いと、
子ども達の関心は親の機嫌が
どうかという事に向かざるを得ない。

習い事にお金を掛けたりするのも
大事な事かもしれませんが、
親の機嫌というのは子どもにとって
エスカレーターのようなものです。

親の機嫌が悪かったら、
学校の勉強も習い事も、
下りエスカレーターを
逆走するような思いで
やらなければなりません。

あなた自身、幼少期を振り返って
考えてみてほしいと思います。
いつもご機嫌な大人が周りに
いた人であれば、何かを始めたり
することに抵抗が無いと思う。

いつも不機嫌な大人に囲まれて
育った子はなかなか一歩を
踏み出せない大人になります。

家づくりを生業としていると、
色んなご家庭を拝見します。

子ども達が爛漫に振舞う
様子を見ると、親は子どもに
「この世界は良い所だ」
って上手に伝えられているんだ
と感じます。

人は(特に日本人は?)大人に
なるにつれて、周りからの、
ネガティブな意見を貰いがち。

元々の「世界は良い所だ」
の意識が弱いと、そういう意見に
すぐに負けるようになってしまう。

子ども達が、親が好きで好きで、
親が周りにいる事が何もストレスに
ならない環境だったとしたら、
別に子ども部屋なんて無くてもいい。

親が子供にとってネガティブな存在だから
自分が閉じこもれる部屋が常に欲しくなるんです。

そりゃ人間ですから、たまには一人に
なりたい事もあるはずです。

そういった時に、必要に応じて
1人になれる環境は合った方がいい。

でも、絶えず一人でいる子ども部屋が
必要な子どもが育ってしまったとしたら、
そもそもあなたが親として子どもから
敵だと認識をされてしまっている事になる。

子ども部屋を作るなとは言いません。
しかし、子ども部屋があって良かったと
心底思えてしまうのであれば、
それは子育てが成功したと言えるか?
あなたは子ども達から味方だと
思ってもらえているのか?

少し、考えてみても良いかもです。

子ども達にとって最も良い教育とは、
親が仲良く機嫌よくいる事。
素晴らしい考え方だと思います。

どうぞ、参考にしていただければと。

#住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー