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意見が夫婦で別れたら?

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は新築の打合せ。
造作キッチンやそれに伴う
棚関係の打ち合わせなど、
注文住宅ならではの
打合せの日でした。

後半は電気配線や照明器具の
配置について。
照明の重心を落として、
雰囲気よく仕上げるためには
照明の個数をギリギリまで
少なくしていきます。

作業をする場所や読み書きを
する場所はしっかり明るく。

それ以外の部分は目に優しい暗さ。

部屋の隅々まで煌々と明るい
照明計画が長らく日本の家の
スタンダードでしたが、
それ、省エネでもないうえに
かっこ悪いよねという価値観が
広がってきております。

これ、私が学生時代から、
タスク&アンビエント照明
という名称で推奨をされていた。
↓     ↓
%url1%{https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/akari/ta/}

アンビエント部分をどのくらいまで
抑えるのかというのは色んな意見が
あるかと思いますが、タスク部分の
照度が問題なければ、人間は
ストレスを感じなく過ごせます。

よく、高齢になってくると、
暗くて文字が読めないみたいな
事を言われることがあります。

それはその通りなのですが、
本を読む紙面の照度だけを
上げれば解決する問題なのに
部屋全体を明るくするのを
解決策にしてしまいがち。

そりゃ、照明計画がヘタだから
暗さで不自由を感じるんですよ。

と言いたくなりますが、
お年を召してからどんな家の
使い方をするかというのは、
その人次第ではありますので、
照明計画にはやっぱり拡張性や
照度の保険を掛けた計画も
必要になってくるかと。

照明計画は難しい。
だけど、現役世代のうちは、
家の雰囲気を味わうのは、
昼よりも夜になります。

家づくりをする際には、
照明計画もしっかりと
こだわっていただけたらと。

さて、ここまでが前段の話。

今日の本題は、家づくり中に
ご夫婦で意見が別れたら?

というものになります。

私、図面を描く前にご夫婦で
価値観アンケートという物を
書いていただきます。
↓     ↓
%url2%{https://www.forest.ac.jp/academy-archives/bioeco5/}

家づくりに限らず、人生において
夫婦で全ての価値観が一致する
なんてことはありません。

必ず違う部分が出てきます。
家づくりで価値観が違う部分は
結局何を選ぶかの検討課題に
結び付く事になります。

どんなところで価値観が違うのか
許容できるレベルはどのへんか?

を計画が始まる前から私が
把握しておくことで、色々と
スムーズに事が運びやすくなる。

本日の打合せでも、造作キッチンの
天板の素材を何にするかで、
ご夫婦の意見が別れたりと、
大なり小なりの意見の相違が出る。

もし、ご夫婦の意見が、
全く違う物であり、
どちらも強い希望がある
という状態であったとしたら。

これ、果たしてどちらの希望を
優先した方がいいのでしょうか。

より沢山稼いでローン返済への
寄与が大きい側の方?

そういう考え方もあります。
間違いではありません。

より家で過ごす時間が長い方?

そうですね。それもあるかと。

どちらも強いこだわりだし、
同じくらいに意見が分かれる
としたらですね。

基本的には奥様のいう事を聞く。
というのが正解です。

何故かというと、家庭において、
女性の機嫌がいつも良いという
のは最重要事項だからです。

同棲であれ結婚であれ、
労働の形態や家事の分担に
関わらず女性の機嫌が良い
という状態が作れると、
家庭の歯車はどんどん良い
方向に進んでいきます。

逆に、女性がいつも不機嫌でいる
家庭は人生が下りエスカレーターを
逆走するようなものになっていきます。

男は比較的単純です。
自分の拘りが受け入れられなかった
という事も、住み始めてしまえば、
99%忘れてけろっとしています。

しかし、女性は覚えている。
築10年経っても、新築時の
後悔ポイントを忘れていない
という人もおられます。

自分が決められなかった事項が
後悔ポイントになったりすると、
それを一生覚えていたりします。

60歳を超えて新築をする
という計画がある場合、
9割以上はご夫婦での計画。

残りの1割を女性だけの計画と
男性だけの計画が二分するか
というとそうではないんです。

残りの1割は女性だけの計画。
高齢男性だけの新築計画
というのは殆どありません。

男は年を取ると暮らしのQOLを
上げようとはなかなか思わないけど
女性はより良い住環境を求めて
自分一人でも頑張れるものです。

毎日の生活に対する要望や、
それが叶わなかったときの
不満というのは女性の方が
大きく、根強いと思った方が
良いと思います。

だから、男性側が口を出して
奥様の要望とちがうことをやった
家を建てるというのは、
結果的に自分の首を絞めることにつながる。

勿論、予算にも限界があるから、
何が何でも奥様のいう事を聞いて。
という訳ではありませんが、
家づくり、夫婦で意見が割れたら
奥様の意見を優先するのが良い。

どうぞ、気を付けて。

私自身、色んなところで
言っておりますが、恐らく
住宅業界実務者で作る、
夫婦仲がいいランキング
という物があったとしたら、
間違いなく全国大会レベル。

凰建設の仕事も、
ミライの住宅の仕事も、
両方とも私自身が
ご機嫌で行えているのも、
いつも伴侶がニコニコと
笑っていてくれるから。

多分、今日のメルマガなんて
読まなくたって、あなた自身、
女性のご機嫌が良いのと
悪いのとでは家庭に留まらず
人生全体が明るいか暗いかに
影響しそうだという事は、
分かっている筈だと思います。

家づくりが女性のご機嫌の
全てではありませんが、
奥様の希望通りの家が
完成するというのは、
少なからず機嫌に寄与します。

そこは、男性の立場からすると
自分を曲げてでも、優先した方が
いい事になるかと思います。

ご夫婦で意見が別れたら、
奥様のいう事を優先する。

家づくり成功の秘訣の一つです。
是非覚えておいてくださいませ。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー