凰建設の森です。
昨日頑張って質問箱に返事を
書きましたところ、
更に質問で返していただきました。
皆様腰の加減を気にしていただき
大変恐縮です。
メルマガとFacebookでのみ、
腰をやってしまったことを
発信しましたので、どちらかを
見て頂いたのかと思います。
日に日によくなっておりますので
大丈夫です。ありがとうございます。
さて、昨日に引き続き、
質問箱の中からピックアップした
話題を提供いたします。
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/082bc2c6-6fc2-416f-95fb-d2ad0745a4f7}
気密のラインを構造用合板にするか
それとも防湿フィルムにするか。
屋根で取るか天井で取るか。
それはどちらでもいいんですね。
気密ラインについては、
どちらかと言えば防湿フィルムが
優先になります。
ボードのみで取る場合は、外張り
断熱がメインになる場合です。
さて、この質問でとても気になるのは
袋入りグラスウールを使って
充填断熱をした場合というくだり。
グラスウールは大きく分けて、
袋入りの物と裸の物があります。
↓ ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/02/339d7c10a5b2ac1580ea1ad0ed89fe43.png}
グラスウールはそれ単体では
大変な壁体内結露を起こしますので
必ず防湿素材とセットで使います。
裸のグラスウールの場合は、
断熱施工後に防湿フィルムを貼る。
袋入りグラスウールの場合は
防湿フィルムが既にセットです。
さて、袋入りの方が2in1なので
手間が省けていいんじゃないか。
そう思う人も多いと思います。
実際、世の中に出回るグラスウールの
9割くらいは袋入りの物です。
しかしですね、工事の現場に来ると
グラスウールが袋のままで使える
場所って言うのはそうそう無い。
大なり小なり、グラスウールを
カットして施工する場所の方が
多いんですね。
そうなると、グラスウールごと、
袋も破られてしまいます。
袋は湿気を防ぐための物なので、
破られてしまうとそこから湿気が
壁の中に流入してきてしまいます。
通気口周りや電線の貫通部周りも
施工不良になりがちな個所です。
これなんかなかなか酷い例です。
↓ ↓
%url3%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/02/2016-08-02_03-29-30.jpg}
袋入りのグラスウールでも、
きっちり施工してくれる人は居ます。
ただ、確率論として、袋入りを
使っている会社さんは、
こういう施工になってしまっている
パターンが非常に多いです。
こんなに分かりやすくなくても、
ちょっとした貫通部などで、
フィルムが破れてグラスウールが
見えてしまっているという事も
よくあります。
そういう部分をしっかりと
施工しようと思うと、結局もう一度
全面に防湿フィルムを貼った方が
手っ取り早いことが多いです。
本当にきちんと断熱を
やろうとしている建築会社は、
袋入りグラスウールの方が、
かえって手間がかかる事を知ってます。
なので袋入りグラスウールを
あえて使うという事はしません。
私が知る限りでは、
本当に断熱に真摯に取り組む会社で
袋入りを使って実績を上げている
所は有りません。
私が知らないだけで本当は
あるのかもしれません。
もし、ここは袋入りだけど
凄くしっかり断熱しているよという
建築会社があれば教えてください。
断熱材に優劣は有りません。
上下も貴賤も有りません。
だけど、袋入りグラスウールを
使っている会社さんに、高性能を
求めるのは、、、
やめておいたほうがいいかも。
お気を付けくださいませ。
