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梅雨時の除湿困ったあるある

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は、打合せ。
平日にご都合をつけて
頂けるのが非常に
有難いです。

私も時間を気にせず
ゆっくり打ち合わせが
出来るので嬉しい。

ありがとうございます。

とは言っても、
お施主様の打合せ以外に
本日は3つの打ち合わせが。
その3つは全部ZOOMです。
打合せがやりやすくなるけど
数は増えており、大変。

さて、本日の話題は、
梅雨時の除湿のお話。

毎年お話をしておりますが、
4月~6月にかけてお引き渡しを
させていただいた家というのは、
最も住まい手が困惑します。

どう困るかというと、梅雨に
除湿が上手くいきません、
ということになります。

なぜかというと、
新築住宅には初年度における
加湿ボーナスという物が
存在し、引渡しをしてすぐは、
建材やコンクリートから、
じゃんじゃん水分が放出され、
家の中は絶えず外よりも
湿度が高い状態に。

冬のお引き渡しだと、それが
物凄くいい方向に進みます。
加湿器が無いのに凄くしっとり。

夏の場合は、冷房の力技で、
何とかごまかすことも可能。

しかし、夏の前にやってくる、
梅雨の季節はそうはいかない。

エアコンは設定温度に達すると
止まってしまいます。

エアコンが止まっても、
換気による湿気流入は続くし、
建材からの放湿も続く。
部屋干しや家事や人体など、
湿気の発生も止まらない。

そしてエアコンの内部に溜まった
結露水が送風運転により
家の中に再度放出される
湿度戻りも発生したり。

という事で、家の中の湿度は、
放っておくと80%みたいな
感じになることも珍しくない。

こういう時の対応は主に2つ。

①除湿器を使う。
②内部発熱を増やす。
③再熱除湿エアコンを使う。

除湿器を使った方が、
消費電力は低くなりがちだけど
除湿能力も低いです。

エアコンを使いつつ内部発熱を
増やす方式の方が、
消費電力は高くなりがちだけど
除湿能力は高いです。
再熱除湿も然りです。

梅雨時に除湿器を出してくる
という年中行事が無くなるので、
私としては、②の方法を
まず試してみたほうが
良いのではと思いますが、
②の方が上級者向けなので、
コツをつかむまでは大変
かもしれません。

やり方は、家の高い所にある
エアコンを冷房で運転し、
家の低い所にあるエアコンを
暖房で運転するというもの。

吹き抜けなどでそのエアコン同士の
空間が繋がっているほど、
家の環境は一定になり易い。

5年くらい前は、こういう
やり方をお施主様に言っても
冷房と?暖房を?同時に使う?
頭おかしいんじゃないの?

くらいの反応が多かった。
しかし、今はそう言うやり方を
多くの人が実践してくれており、
次第に世の中に受け入れられて
来たなぁと、感慨深いです。
↓     ↓
%url1%{https://twitter.com/Mirainojutaku/status/1668066740985815040}

本日も除湿が上手く行かない
という相談のお問い合わせが。

2週間前にお引き渡しをした
お施主様からです。
↓     ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2023/06/5bf1bc15e8f4e09a18dfab6f27b0a4a4.png}

Netatomoやswitchbotなどで
温湿度を共有していただけると、
更に細かいアドバイスが
出来るようになります。

除湿の問題は、解決できる
事もあれば、行き詰まることも。

設計、施工、設備選定、
設備運用方法の、
バランスが取れた所で、
家の温湿度は落ち着きます。

それをしっかりお施主様に、
説明することができるか。

住み始めて初年度のお施主様は
分からないことだらけ。

困りごとをきちんと解決してくれる
依頼先に頼みたいですよね。

さて、これからが梅雨本番。
除湿、頑張りましょうね。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー