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温暖化で高断熱は不要になる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は学校の日です。
岐阜県立国際たくみアカデミー。

今年度の授業も残り2回。
今年の生徒さんは比較的
大人しくて、授業が
サクサク進んでしまい、
さて、どうしようという状態。

時間が足りないよりは、
有難い問題ですが。

お昼からは資金計画の打合せ。

新築か、リノベか。
悩むところですね。

さて、本日の話題は、
高断熱住宅が不要になるか?
というお話になります。

地球温暖化になると、
気温が上がるから過ごしやすくなる
だから高断熱の家は要らない。
という意見は昔からあります。

気持ちは分かりますが、
地球温暖化って、冬の気温が
10℃も20℃も上がる訳では
ありません。

地球全体の平均気温が
2℃以上上がらないように、
みんなで必死に頑張ろう
というのが地球温暖化対策。

ちなみに既に1℃上がっている
状態なので、温暖化対策が
成功した場合、平均であと1℃
気温が上がるだけです。

最悪のシナリオであっても、
2100年までに平均気温が4.8℃
上がるという物になります。

今現在の6地域と言っても、
多くの地域で、厳冬期には
マイナスの気温になることも。

最悪でもあと4℃上がるのみ。
それで暖房が要らなくなるか?

また、2100年までであと4℃。

それまで建てた家が持つか?
持たせる家になっているのか?

いざ断熱が要らなくなるような
時代が来た時には既に、
家は解体されているなんて言う
笑い話にもならない事に、
なっていないでしょうか。

将来温暖化で断熱住宅が
要らなくなるという話は
数字の部分が全く抜けており
空想の域を出ておりません。

右足が沈む前に左足を
前に出せば水の上を歩ける
くらいにおかしな話です。

そもそも地球温暖化が
これ以上進まないように
建てるのが高断熱な家。

順番が違います。

温暖化で高断熱住宅が
必要なくなるという話を
本気で信じている人は
いないと思いたいのですが、
たまに聞かれたりしますので
蛇足かなとは思いつつも、
本日は話題として、
取り上げさせていただきました。

参考にしていただければと。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー