凰建設の森です。
本日、名古屋の空調講座。
第10回目で、発表の日。
この名古屋回は講座史上
初めてお施主様の立場の方が
ご参加された回になります。
相談をいただいた時はびっくり。
他の参加者の皆さんにも
相談をさせていただき、
お施主様の立場の人が参加して
良いかの了解を得て、
全10回にご参加いただきました。
すごい情熱ですね。
私もカメラやキャンプが好きですが、
プロのための研修会に参加をするほどの
根性はありません。
自分で空調設計ができるお施主様が
誕生してしまったわけですが、
この方がどんな建築会社を選んで
家を建てるのかが気になるところ。
空調設計は自分でやるから、
その他が得意な会社を 選ぶのか、
それともがっつり温熱や空調が
得意な会社を選ぶのか。
ぜひ、家づくりの行先を
見届けたいと思います。
ということで、本日の話題は、
今回の講座に参加されたような
突き抜けた人の話とは別で、
素人がプロを上回るというお話。
家づくりでも他の分野でも、
その分野でご飯を食べている、
プロと、そうではない素人に分かれます。
人よりも上手にできるから、
その人はその分野のプロになります。
絶対的な技術に関しては、やっぱり
どんな分野でもプロの方が上です。
しかし、素人がプロよりもいいものを
作ったりすることがあったりもします。
家づくりの分野でもそれは起こり得ます。
どんな場合にそれが起きるかというと、
時間が関係するものについて、です。
私の趣味だとカメラです。
子供の写真を撮ろうと思った時、
プロに頼むとしっかりしたセットで
いい写真を撮ってくれます。
その土俵では私はとても敵わない。
でも、一生アルバムに残しておきたい
プロに負けない写りの写真は
たくさん撮っている自負があります。
なぜかというと、ファインダーを
通して子供を見ている時間が、
プロの方よりも桁違いに長いから。
家庭で、出先で、あらゆるシーン、
あらゆる時間帯での写真がある。
プロの何百倍もの枚数の写真を
撮れば、そりゃ中にはいいものが
あったりするものですからね。
素人の最大の武器は、掛けられる
時間の長さになります。
時間を掛ければ仕上がりが
よくなるものについては、
プロに勝てることもある。
家づくりでは、どんな分野が
それに当たるか。
例えば塗装になります。
素材の下処理を、プロの
何倍もの時間かけたり、
塗る回数を通常の何倍も
重ねたりすることで、
しっかり塗料の染み込んだ
塗装を行うことができる
可能性があります。
勿論、プロじゃなきゃできない
塗装もありますので、
塗装全般がそうとは言えませんが。
気密工事なども当てはまる。
プロはいただいているお金に
応じた所までしか気密の手間を
かけることができませんが、
無限に時間をかけて丁寧に
隙間を塞いでいけば、
初めてやる素人でも高いレベルの
気密性能を出すことができる。
植栽も当てはまるかと。
土を丁寧に作ることや、
毎日の世話などは、
採算という概念を
取っ払って行うことができる。
昔は、上棟の前に、おせ主様に
化粧柱を磨くという役割を
お願いしたりという事もあった。
これも、時間と根気が仕上がりに
結びつくものになります。
他にも探せば沢山あると思います。
もし、家づくりの中で、
自分でやってみようかな
というものあったら、
時間で勝負できるものであれば
やってみてもいいかもしれません。
ただ、これも落とし穴がありまして、
家を建てられるくらいの方は、
大体が何かの分野のレベルの高いプロ。
その方が趣味の時間でやるなら
まだいいですけども、その為に
仕事を休んでまで時間を作るのは、
ちょっと勿体無い話になります。
自分の専門分野できちんと稼いで、
その道のプロに対価を払った方が
トータルでプラスに働いたりする。
そこはお気をつけいただければ。
