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花粉症の連鎖をどこで止めるか。

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日はお知らせから。
2月に内覧会を行いました
パッシブハウスプレミアム認定を
申請予定の建物ですが、
プロ向けの内覧会を行います。

緊急事態宣言のおかげで、
延びに延びてすみません。
3/18(木)に
熱交換換気の風量測定を
行いますが、その際、
プロ向けの内覧会を
同時に開催させていただきます。

お申し込みになりたいプロの
方はこちらにお願いします。
↓     ↓
%url1%{https://forms.gle/ZHD4izZnrk6hizG17}

さて、本日の話題は花粉症。
日本の国民病みたいなものですね。

多くの人は、花粉症は仕方のない物
と思っているかもしれません。

しかし、そうではありません。

そもそも花粉症というものは
自然発生した病気ではなく
人災によるものです。

戦後、焼け野原になった日本の家を
建て直すために大量の木材が必要。

成長の早い杉を国策として
日本中にバンバン植えました。

やれやれ、これで半世紀後の
住宅用建材は何とかなりそう。
後は定期的に枝打ちをして
手入れをすればめでたしめでたし。

ところが、杉の成長を待ってられない
くらいに木材の需要は高まります。

住宅の普及率が100%を超えても
その需要は高まる一方。

なかなかに住宅業界が、
日本経済を牽引してくれてるので
住宅の着工件数が、経済の
良し悪しを見る指標にできちゃうくらい。

家が足りないから住宅を。
という趣旨だったはずなのに、
住宅を建てて経済を回そう!と、、

手段が目的に変わってしまいました。

日本にある木の成長を待ってられません!
木材を外国から輸入してもいいように
法律を変えてください!

住宅業界からの強い希望もあり、
木材は外国から買っても良い事に。

山がちな日本の林業と違って、
広大な森が広がる外国の林業は、
コストが安いです。

外国の森を丸裸にする勢いで
日本は木材を輸入し始めます。
↓     ↓
%url2%{https://www.shinrin-ringyou.com/data/mokuzai_kyoukyu.php}

あなたの業界で考えてほしいのですが
15年で市場規模が半分になるとしても
今の業界で働くことを望みますか?

それが、昭和30年代40年代の
日本の木こりさん達になります。

「山の仕事は俺の代で終わり」
と、多くの林業家さんが廃業。

昔は山を持っていることは、
ものすごい資産だったのですが、
あっという間に山は資産どころか
負債になってしまいました。

人が手を入れなくなった山。

それでも杉はすくすくと成長し、
今、正に一番いい状態。

繁殖力も一番強い時期。

という事で、この時期になると
盛んに花粉が飛び始めます。

ちなみに、全国の杉は、
まだまだ成長中です。
↓     ↓
%url3%{https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/attach/img/data-2.jpg}

順当に行けば、毎年花粉の量は
増えていく事になります。

だから、
「今年は花粉がすごい」
とか言っている人。

毎年すごくなり続けるんです。

花粉症が辛くて薬で
対応している人もいるかと
思いますが、

根本的にはこの、増えすぎた
杉を何とかしないと、日本から
花粉症は無くなりません。

私が、なるべく杉の木を
沢山使った家を作りましょうと
言うのは、色んな理由がありますが、
一番大きなところは、後世に
「花粉症」という病気を残さない為。

家を作るのであれば、出来るだけ
杉で出来た内装を。
賛同していただけるのであれば、
杉で出来た外装を。

「自分の家だけ杉なんか使ったって
日本から花粉症が無くなる訳ねーだろ」

と、いう人もいらっしゃいます。
その通りです。だから、多くの人に
この事実を知って欲しい。

多くの人に、折角だから
杉を使おうか。と思ってほしい。

自分の事だけを考えて家を作るのも
決して間違いではありません。

しかし、折角家を建てるのであれば、
世の中の為になる家にしてみても
悪くないと思いません?

#未来コストを考える #温熱は物理 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー