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設計士にこの経験はあるか。

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日はお葬式。
お陰様で無事に
爺さんを送ることが
出来ました。

2日間で沢山の人に
お手伝いをいただきました。
社会はいろんな人の
助け合いで成り立っていると
改めて感じさせられました。

仕事の面でも助けてもらいました。
社員さん、お客さまにも感謝です。

さて、本日の話題ですが、
爺さんの供養がわりの話題。

この経験がある設計士を
選ぶと良いという話です。

地域工務店を選ぶなら特に。

この経験があるかどうかは
とある住宅性能に対しての
スタンスが大きく分かれます。
↓     ↓
%url1%{https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/}

数ある災害の中でも、
建築基準法において最も
厳しく制定されているのは、
実は省エネでも地震でもなく
火災に対する性能担保です。

日本の家は木の家。
非常に火に弱いです。

油と爆竹で作った爆弾で、
簡単に町は火の海に。

という事で、戦後つくられた
建築基準法も、火災にだけは
なかなか厳しい法律に。

とは言え、やはり火災に弱いのは
すぐに克服できません。

防火の法律も順次改正されてます。

では法律を守っていれば、
火災に強い家が出来るのか。

というとそうでもありません。
法律なんていくらでも抜け道が。

だから、最終的には、
設計者さんの火災に対する
危機意識が物を言います。

でも、世の中の殆どの設計者は、
家が燃えている現場に
入ったことなんてありません。

いいとこ、遠くから眺める程度。

法律の知識と実際の災害が
リンクしていないんです。

火はどうやって家を襲うのか。
どうやって燃え広がるのか。
類焼はいかにして起こるのか。

自分で火を出さないこと。
他から火を貰わないこと。

両方大事なのですが、
今の自省であれば圧倒的に
後者の性能が重要です。

貰い火を最初に受け止めるのは
軒裏になります。軒裏の防火性能は
貰い火に対する防火性能の
大多数を占めます。

しかし難しいのが、軒裏の防火性能と
意匠性能は結構トレードオフの関係。

そこの優先順位づけは、設計士の
個性が出てくるなと思います。

火事を起こすと住む人は
本当に大変です。そういうことの
配慮をどこまで行うかは難しい。

火事を起こした住人が
その後どのような人生を歩むのか。

法律では罰せられませんが、
それ以上にひどい社会的制裁が、
周りの人からくだされます。

幸い私はそういう事を
生で見る経験をさせていただいた。

実験棟を燃やすのを見ただけでは
それは分かりません。

炎についての知識と実体験が
あるかどうか。

何より、地域の為に建築会社として
役に立つ姿勢があるかどうか。

火事を知らずに大工が務まるか。
江戸の昔から火消しは大工の仕事。

ということで、我が家は代々
消防団活動をやってきました。

爺さんは特に地域の分団長を
務めており、火の怖さを
時折話してくれていました。

地域工務店であれば、
世の中の為にも、学びの為にも、
消防団活動はやるべきでしょう。

そう思いません?

#災害に強い家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー