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責任意識はあるか?

長く住める家

凰建設の森です。

世の中にSDGsっていう
言葉が溢れるようになりました。

きな臭い商売の話も聞きますが、
細かく見てみると、よく考えられた
目標や仕組みになっております。

持続可能な社会を目指して、
人類が手を取り合って頑張ろう。

その大目的も私は賛成です。

で、SDGsの目標達成具合を
定期的に評価してくれる
機関がありまして、今回の評価で
日本はランキングを落としました。
↓     ↓
%url1%{https://dashboards.sdgindex.org/profiles/japan}

特に足を引っ張ったのは
12.つくる責任使う責任の目標。

前回の評価で「重要な課題がある」
今回の評価は「深刻な課題がある」

前回より悪くなっております。
具体的には電子機器の廃棄が多く
廃プラスチックの廃棄量が多い。

凄くざっくりいうと、
直して使うことを考えず、
使い捨てる風潮が
増えてしまっていますよ。
日本の皆さんは。

という事になります。

電子機器関係に限らず
日本のお家芸は小型化。

小型化は素晴らしい技術ですが、
どうしても製品の密度が増す為、
部品の交換などのやりにくさ
というデメリットが生まれます。

それは電子機器単体でもそうだし
住宅全体みたいな大きなものでも
そう言えることかと思います。

メンテナンスが必要な部材を
あえて手の届かない所に
隠してしまう為その部材の寿命が
製品全体の寿命になってしまう。

そんなものづくりが多い。

かつてはその方が良かった。
商品サイクルが短くなるから。

しかし、時代は
サーキュラーエコノミー。

新しくできた商品に対して
「維持管理性」が評価項目に
上がるようになりました。
(日本はまだですけども)

新しいものを買うよりも、
古いものを直して使う方が
かっこいいという価値観。

それが世界の主流になりつつある。

新しく商品を生み出すんですか?
それは結構な事ですが、
その生み出したものに対して、
きちんと責任を取れますか?

きちんと責任を取れない商品を
買うのであれば、買う側が、
その責任を負担する覚悟はある?

という事ですね。

コロナで増えた家庭の電子機器
と言えば体温計や酸素濃度計。

古いものを捨てたという人も
いるかもしれません。

その時にどうやって捨てた?
燃えるゴミに出しちゃった?

そうですよね。電子機器を
リサイクルするって、
あまりイメージが湧かない。

だからよく分からないけど
燃えるゴミで捨ててしまう。

人の意識も、社会の体制も
作る責任や使う責任を
果たせるようになっていない。

そういう所が、ダメだと
言われての今回の評価です。

人生最大の買い物が家なら
人生最大の廃棄物も家です。

あなたの建てた家は、いつ、
誰によって、どのように、
製品としての幕を降ろすか。

あなたにはイメージ出来てます?

もし、それを考えることなく
惰性で家を建ててしまうなら、
これからの社会は、そういう家に
寛容では居られません。

人の意識としても、
社会の仕組みとしても。

日本国内の状況だけ見てると、
そんな変化が訪れるだなんて
信じられないかもしれません。

しかし、世界は変わっています。
日本も変わろうとしています。

家を建てる事への責任意識。
持っておいた方が良いです。
そうじゃないと将来の自分や、
家を受け継いだ誰かが困ります。

どうぞお気を付けくださいませ。

#長寿命住宅 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー