凰建設の森です。
本日は事務所での作業と
新年度の授業の打ち合わせの為
学校に行ってきました。
本日で震災から13年。
震災の3日後に生まれた長女も
もうすぐ13歳になるという事です。
月日が経つのは早いものですね。
人間は自然災害に勝つことは
出来ませんが、自然災害から
なるべく距離を置く事はできます。
という事で、本日は防災の話。
防災の基本は土地を知ることから。
如何に強靭な住宅を建てたとて、
地面の下がグズグズでは、
建物は傾いてしまいます。
先祖代々受け継がれてきた土地なら
そこに建てるしかない為、
しっかり改良工事を行い、
被害を最小限にする工夫を。
新しく土地を買い求めるなら、
やっぱり土地の歴史などは
把握しておいた方が良いです。
先日、息子が社会で岐阜市の
治水と水害の歴史を学んできました。
木曽三川に囲まれた岐阜地域は、
昔から水害と歴史を共にしてきました。
江戸自体から昭和初期までの間に、
様々な治水工事をして今がある。
古い地図を見てみると、昔川の中だった
所にも沢山家が建っているんですね。
例えば鵜飼で有名な金華山の麓、
昔はそこから長良川が枝分かれして
伊自良側に一旦合流した後
また一本の川になるという地形でした。
↓ ↓
%url1%{https://www.cbr.mlit.go.jp/kisojyo/child/004.html}
岐阜の川ってまあまあ大きいので、
広い範囲で、川底だったところに
色んな建物が経っています。
球技場やホテル、学校なども
昔川底だったところに建ってます。
勿論住宅も建っています。
昔、川だったところを埋め立てて
土地を作っておりますので、
普通に考えれば、土地は弱いし、
地面の下は砂なので、液状化も
リスクが高い土地になります。
国交省のハザードマップを見ると
昔の川の範囲はヤバいよって
マークしてあります。
↓ ↓
%url2%{https://disaportal.gsi.go.jp/maps/index.html?ll=35.431512,136.737943&z=15&base=pale&ls=ekijouka_zenkoku%2C0.8&disp=1&vs=c1j0l0u0t0h0z0}
こういうのを確認して、土地を買う。
それが基本になってくるわけですね。
ところが、ここにもちょっとした
落とし穴があります。
岐阜市の資料と国交省の資料だと
古い川の所は危険だよという
資料になっておりますが、
岐阜県の資料になると、
古い川のあるところは、
液状化の危険性が低いという表記に
↓ ↓
%url3%{https://gis-gifu.jp/gifu/MAP?API=1&mid=20004&mps=25000&mtp=dm&mcl=55036,4,4,4;55036,3,3,3;55036,2,2,2;55036,1,1,1&mpx=136.7574111734336&mpy=35.44098410203602&gprj=3}
うそだぁ、逆じゃない?
という事で、以前岐阜県に対し、
どんな根拠で国交省の資料と
真逆の、古い川底の地区が
液状化の可能性が低いと
位置付けているのかを
聞いてみたことがあります。
結果は、、、、
確認しますという返事の後、
音沙汰なし。
いや、それはプロでも
見抜くのは難しくない??
たまたま私は岐阜市の生まれで、
息子と同じ様に岐阜の治水の
歴史を学校で習っていたから
違和感を感じることが出来ましたが、
行政が出しているハザードマップが
おかしいなんて普通は思わない。
私が、ハザードマップは国交省の
ものしか紹介しないのは、
この一件があって以来、
県が出している情報に不信感を
持ってしまったためです。
せめて安全だという判断の
根拠は知っておきたかった。
ひょっとすると、岐阜県以外にも、
行政が出すハザードマップの
情報が食い違っていることが
あるかもしれません。
そういう時は、やっぱり地域の
土地の成り立ちを知ることが
重要ではないかと思います。
地名はその土地の成り立ちを
表している事もありますが、
地名がロンダリングされている
例もあったりします。
地域に古くから住む人の
話を聞いてみたり、
地域の歴史を紐解いてみたり。
人が住んでいなかった地域は
やはりそれなりの理由があります。
防災の第一歩は地域を知ることから。
どうぞ、あなたの今住んでいる
地域の歴史をよく知っておいて。
それが、大事な家族の命を
守ることに繋がりますから。
今日は、ぜひ家族で防災の意識を
高める日にしてみてくださいませ。
