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高断熱のプロと設備のプロは違う

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

先日伺った自立研さんのHPにて
私がお話をさせて頂いた時の
レポートが載っておりました。
↓     ↓
%url1%{https://jjj-k.jimdofree.com/20200228/?fbclid=IwAR3LCeZU0n00pqWpVstzK0zaglFitcwyEIQhYoKiexXAAi3VOCqK2cfVMoE}

内容を要約すると、
高断熱の次は設備の勉強ですよと。

住まい手の立場からはあんまり
違いは分からないかもしれませんが
暖かい家という箱を作る事と
その箱に見合った冷暖房設備を
適切に選ぶことは別分野の学びです。

断熱を頑張ればと終わってしまう事がりあえず暖かい
家を作る事は出来るように。

その時点で、結構な人が満足して
学ぶ事を終えてしまいます。

だけど、設備の効率ってものすごく
家の光熱費に影響を及ぼします。

車の効率ってご存知でしょうか。
ガソリン本来が持っている力のうち
どのくらいの割合が推進力に
変わっているかというのが効率。

車の場合は30%弱になります。

殆どは熱などの違う形で、
無駄に使われて終わりなんです。

住宅で使うエネルギーを、
発電所からの効率で追いかけると、
その設備効率は、20%~80%。

同じ断熱性の家だとしても、
20%の効率で冷暖房するのと、
80%の効率で冷暖房をするのでは、
コストに4倍の差が出るという事です。

それが平気でまかり通ってきたのが
今までの高断熱の家になります。

エアコンって効率がいい設備です。
しかし、そのエアコンでも、
使い方によっては、効率の差が2倍程
出てきてしまいます。

断熱の次は設備だという事は分かる。
エアコンの効率が違う事も分かる。
だけど、それをどうやって実務に
生かして設計をするのか。

それを住宅で実践して、
更に理論立てて教えられる人が、、
どうも、いなかったみたいです。

ビル空調などですと、専門家は
沢山いらっしゃいます。

商材も沢山あるし、やり方もいっぱい
だけど金額は1000万円とか。

そういう設備が好きに提案出来たら
凄く楽しいなあと思うのですが、
住宅では非現実的ですよね。

家電製品の延長くらいの設備で
如何にコスパ良く設備をまとめるか。

これはすごくニッチな知識なので、
あんまり突っ込んで研究する人も
沢山は出てこなかったのですね。

高断熱のプロはいるけど、
高断熱住宅×住宅専用設備のプロ
というジャンルになると凄く少ない。

両方詳しい人を探すのは大変。

試しに、設計者さんに
「エンタルピー」って何ですか?
って聞いてみて下さい。

空気が持っている温度と湿度を
合わせた熱量の事なのですが、
空気調和計画の基本中の「き」です。

だけど、なかなか説明できる人
いないんだなぁ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー