凰建設の森です。
本日は新しいリノベの相談。
暖かい家になる様、
私も頑張ってみます。
さて、本日の話題は
質問箱から
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/42ce164c-0578-4c34-8090-3abd189677fb/completed}
暑いお風呂に入った後に
ひんやりした空気で涼む。
私も好きですので、
気持ちは分かります。
人間は、快適な温度域を
跨ぐ体験をする時に
「快感」を覚えます。
↓ ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/07/50ef50bae24d583a65c29a272dc23c29.jpg}
快感と快適は違います。
快感は、より能動的に
得に行くものです。
快適はつまるところ無。
快適の先には暑いも寒いも
何も感じないというのが
待っています。
表でも出したように、
暑い環境から無の環境に
行っても快感は得られない。
という事は、高断熱の家で
暑いお風呂に入った後は
家の中では物足りず、
外気に触れる必要がある
という事ですね。
洗面脱衣に窓を設けて、
外気が入るようにするなど
冷たい環境を作る用意を
すれば、ある程度は
要望を満たせると思います。
脱衣で服を脱ぐ。
窓を開ける。
お風呂に入る。
(この間洗面は寒くなる)
出て涼む。
窓を閉める。
そんな感じでしょうか。
なので、不可能ではない。
ただ、それをやると、
また別の問題が起きます。
質問者さんの後に入る家族は
冷え切った脱衣で洋服を脱ぎ
熱いお風呂に入るという
体験をすることになりますが、
無の環境から寒い脱衣に
入るのは非常に不快です。
なので、それをやりたいのであれば
ご自身が最後にお風呂に入る
という時でないと、家族との
軋轢が生まれる可能性があります。
また、水回りでの冷たい空気は
カビを発生させる原因です。
快感を得る行為を行った後の
空間の温湿度ケアを怠れば
折角の高断熱住宅がカビだらけに。
そして、これが最も
大きい所なのですが、
質問にもあったように、
「冬に」暑さと寒さを
体験するのがお好きだとの事。
夏にそれをやりたいという
気持ちはどのくらい起きます?
冷たい空気が用意できないから
あまりやる気になれないと
思われるかもしれません。
逆説的ではありますが、
冬に脱衣が寒いから、
お風呂の温度を熱くして
自分の身体を火照らせ、
脱衣の寒さが快感になる様
されている訳ですね。
私もサウナと水風呂など、
快適温度を跨ぐ経験が好きなのですが
高断熱住宅の冬って、ずっと無です。
その無の環境で、わざわざ温度を
跨ぐ経験をしたいかというと、
そういうものを求める気持ちが
あまり沸き起こりません。
熱くも寒くもない時期と同じ、
38℃位のぬるま湯で、ほんの少し
身体を暖め、衣服を着ていれば
寒くないけど裸で出ると
少し寒さを感じる脱衣の環境で
物凄く緩い「快感」を味わう毎日が
ずっと続きますが、それなら
それでいいじゃないかと思える。
10月とか5月とか、そういう
暖冷房不要時期のお風呂体験が
一年中続くと思ってください。
逆に言えば、夏でも脱衣は
空調されてさらっとヒヤッと
しておりますので、その弱い
快感を得る事は出来るんです。
もっと強烈な快感を得たければ
近所のサウナにでも行くかとなる。
高断熱住宅の標準的なお風呂体験は
年中弱い快感を得る事になります。
洗面に窓を付ければ強めの快感を
冬に得る事も可能になります。
但し家族の理解は必要。
そしてそもそもそういう体験を
望む気持ちが生まれにくくなる。
(春夏秋を想像してください)
そんなところでしょうか。
で、気を付けていただけたらと
思いますのは、自分が渇望する
快適温度を跨ぐ体験ができないなら
高断熱住宅はやめておくか
と思うのであれば、それはもう
家を建てなくても大丈夫です。
だって、高断熱じゃない家の方が
日本中には圧倒的に多いから。
わざわざ建てなくたって簡単に
手に入るものにお金を出す意味は
あまり無いと思います。
温度ムラを作る事よりも、
無くすことの方がはるかに大変。
殆どの人はその温度ムラを
無くすことを求めて高断熱を
求める訳ですね。
どうぞ参考にしていただければと。
