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【日刊】家事楽設計者を選べ

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は一日、机に向かって
執筆活動に励んでます。

あえて予定を何も入れず、
無心に文章に向き合う。

良いものが書けるよう
頑張ります。

さて、本日の話題は、
設計者のお話になります。

住宅を設計するというのは
暮らしをデザインするという事。

暮らしというのは、落ち着いて
コーヒーを飲むとか、
映画を見るとかそういう時も
あるのですが、どちらかというと
それ以外の、家事をしたり
雑多な用事を片づけている
時間のほうが多いものです。

むしろ、家事の時間を
如何に減らせるかというのが
落ち着いてコーヒーを
飲む時間を作ることに
つながっていきます。

いくら落ち着ける空間を
作ったとしても、
その空間を使える時間が
作れなければ絵に描いた餅。

という事で、設計者にとって
暮らしの家事をデザインする
という能力は結構大事です。

家事楽という言葉が言われて
久しいのですが、家事の
代表的なものと言えば、
料理、洗濯、掃除。

それらをどれだけ楽にできるか
というのが暮らしやすい家に
つながっていきます。

そして、楽にできるかどうかは、
その設計者が実際にそれらの
家事をどれだけやってきたか
という事に大きく左右されます。

女性の設計者さんが家事楽に
強いのは実際にやってるから。

男性設計者はどうしても
弱くなりがちです。

だから、男性の設計者さんに
設計を依頼するときは、
どのくらい家事をやってきたか
という事を確認したいくらい。

私は20歳から28歳まで
一人暮らしをしていました。

比較的自炊派でしたので、
一通りの家事は自分で
やってきたつもりです。

今は、、、と言われると、
奥さんが優秀すぎるので
全部お任せしてしまって
あまりやっていない。

一人暮らしをしっかりした
経験があると家事楽な家は
作れるかというと、
半分正解、半分不正解。

一人暮らしをしたことと、
家族で暮らしたことがあり、
両方の場合で家事を
やったことがある人なら
違いが判るかと思いますが
一人暮らしの家事のほうが
断然楽なんです。

なぜか。

家がコンパクトだから。
キッチンも洗面脱衣も
数歩の距離で収まる。

全てが一か所で完結する。

ミニマリストであれば
あるほど、その恩恵は大きい。

コンパクトな家から大きな家に
移り住んで、重たい洗濯物を
毎日階段で上に運ぶみたいな
経験をすると、あれ、家事って
こんなに大変だったっけ?

って思ったりします。

家事が最も楽になるのは、
ミニマリストでズボラな人が
ワンルームアパートで
過ごしている状態になります。

持っているアイテムが多いと
大変だし、几帳面な人のほうが
家事もこだわるから大変。
家が広いと動線が長くなるから大変。

設計者が家事をしていないと
より大変になります。

家事楽な家と最も対極なのが
昭和のおじさん設計者。

新築の時に写真映えする
空間を作ることだけしか
考えていなかったりするから
引っ越した後は全然片付かない。

衣類の収納場所が家じゅうの
あちこちに広がってしまい、
家の中に絶えず衣類が散乱。

そんな家、日本中にありますよね。

断熱気密はあらゆる家事を
楽にしてくれますが、それでも
空間設計や動線設計、収納設計の
重要性が下がるだけでなくなる
訳じゃありません。

どうぞ、豊かな暮らしをするために
まずは家事が楽な家にしてください。

#流行より普遍性

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー