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【日刊】断熱等級5未満は無かったことに

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は大阪の空調講座。
9回目になります。早い。
もう次回が最終発表。

今回の大阪回もいろんなところに
お邪魔させていただきました。

今日は津山。
どこか分かりますでしょうか。
※大阪府内ではありません。

次回は大阪公会堂での発表。
みなさん頑張ってください。

さて、本日の話題は、
やるぞやるぞと言われて
きたことがいよいよ現実味を
帯びてきました。

省エネルギー基準の水準引き上げ。

今のところ、断熱性能の等級は
無断熱の等級1から最高の7まで。

今月から新築の場合は等級4以上を
建てることが義務化されてます。

2025年断熱義務化。
本当は2020年に義務化を
する予定でしたが、
住宅業界があまりにも不甲斐なく
5年先送りにされました。

その間に400万棟もの住宅が
つくられてしまいました。

しかし、この2025年の義務化は
ただの踏み台だと、前々から
予告されておりまして、
最終目標は断熱等級6の義務化。

なので、世の中はさらに加速して
高い断熱性能の住宅を求めるように
なっていくはずです。

で、今回の発表ですが、
2030年以降は断熱等級5を
新たな断熱等級1とする。
断熱等級4以下は一律無断熱の
建物と同等とみなす。

という等級デノミネーションが
検討され始めています。https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001885272.pdf?

予定通りのの案といえば
その通りなのですが、
この10年くらいの間に、
建築会社に騙されて
断熱等級4以下の家を
建ててしまった方、
ぜひ憤ってください。

あなたが選んだ建築会社は、
度重なる国交省の忠告を無視し
施主の利益ではなく自分の
事だけ考えて家を建てていた
会社だということになります。

断熱等級の制定と義務化、
ZEHの普及目標が立てられたのは
2010年くらいの話です。

知らなかったじゃ済まされない。

そして今回のショックは、
これに止まりません。
冒頭でもお話したように、
国の最終目標は、断熱等級6の
義務化になります。

断熱等級5だからギリギリセーフ
ということにはならない
可能性が割と高いんですね。

10年以上前から、
家を建てるなら今考えられる
最高の物を建てておいて欲しい。
すぐに時代が追いついて、それが
普通になってしまうから。

と言ってきましたが、
今回の件もまさにその一つ。

物理的に考えて、断熱等級は、
7で頭打ちになり、それ以上の
上位等級の新設は難しいと思う。

6→7と同じだけの刻みで次の
等級を出すのであれば、UA値は
0.1前後になる。
今の断熱材と窓でも
できないことはないけど、
壁が厚すぎて大変だから
更なる断熱材の高性能化が必要に。

私が引退するまでには、
そういう等級が作られると
面白いなとは思いますが、
真空断熱材の普及など、
まだまだ課題は多そうです。

結局結論は変わりませんが、
断熱はやれるだけやる。
何をおいても、耐震と断熱に
お金をかけることを、
意識して家づくりを
していただけたらと思います。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー