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【日刊】FIXが増えて窓が小さく、、、

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日から、香川県での
空調設計講座が開講。

明日が東京講座の高知会なので
テスラで移動しました。

が、、、
今日の目的地に到着する1分前に
対向車のトラックからの飛び石で
フロントガラスにヒビが、、、、

生まれて初めての経験です。
かなりショックでしたが、
テスラアプリで写真を撮って
修理依頼をしたところ、
11000円で今週末に修理の
予約までがその場で完結。

この素早いアフターサービスの
体制には感嘆致しました。
弊社も見習いたいものです。

さて、本日の話題は、窓。

先日窓メーカーさんとお話を
する機会があったのですが、
家一軒当たりの使用される
窓数も、1窓当たりの面積も
どんどん少なく、小さく
なっているという事でした。

窓は断熱的に考えれば、
欠損部位であり弱点。

U値0.2の断熱外皮のみで
構成された建物のUA値は0.2
U値が1.0とか2.0の窓が
混じるからU値の平均である
UA値が0.4とか0.6とかになる。

窓が増えて面積が増えるほど
UA値が悪くなるんですね。

断熱等級5,6,7が制定されたとき
UA値を上のランクにするために、
窓は今後どんどん小さくなると
言われていましたが、まさしく
その通りになってきました。

そんなものが関係なく、断熱等級4が
最高等級だった時代に、UA値0.3とかを
やっていた実務者さんと、5,6,7制定後に
断熱をやり始めた方とではその辺の
考え方が随分と違ってきます。

数値の為の設計なのか、暮らしの為の設計か。

全く無駄な窓を付けてほしいとは思いませんが
付けるべきところにはきちんと窓を付けてほしい。

特に、よく陽の当たる南の壁面には、
適切な日射取得用の窓があった方がいい。

30坪程度の家をUA値0.3W/㎡Kで建てると
外皮から逃げていく熱は90W/K。
昼間の内外温度差が15℃の地域なら
1350Wが外皮から逃げていく熱。
換気で逃げていく熱が500Wあって、
合計1800Wの暖房負荷があったとする。

日当たりが良くて200W/㎡程度の
日射取得が見込めるのであれば

南面の窓が9㎡あれば、無暖房で、
目的の温度にすることができます。

横幅1間、高さ2.2mの窓が3つあれば
ちょうどそのくらいのガラス面積に。

その窓を付けるためにUA値が0.26から
0.3に悪くなったとしても、
結果としてはそっちの方が快適な暮らしに。

今はUA値が支配的な指標なので、
その先の温度や快適性にまで
思いを馳せる人は少ない。

断熱を分厚くすることは、
どれだけでもいいからやってほしい。
特にデメリットはありませんから。

しかし、窓を絞るのはデメリットも
それなりに出てきてしまうので、
気を付けていただければと思います。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー