凰建設の森です。
昨日の上棟を終えて、
家でお風呂に入ったら、
自分でも気づいていなかった
軽い擦り傷や切り傷、
打ち身などが沢山。
上棟時は興奮していて、
痛みの閾値が下がるので、
毎回こういう事が起きます。
そして本日は軽く筋肉痛。
これがまた心地よくて、
運動したい欲が出てきます。
最近暖かくなり、走る事が
増えてきましたがまた筋トレも
やってみようかしらと思います。
本日は新しい計画のご相談が2件。
まだまだ初回のご相談なのでこれから
どうなるかは分かりませんが、
ご縁をいただけたら精一杯務めて
参りたいと思います。
さて、本日の話題は家づくりの相談を
受けた時に、お施主様によく聞く質問。
それが、この家には何年住むつもりですか?
というものになります。まあ、答えは
分かっているのですが意識していただくために
あえて聞いております。
ほぼ全員が「死ぬまで」と答えます。
そうですね。昔ならいざ知らず、今は
定年退職後にもう一軒建てましょうという
人は殆どおられません。
ほぼ全員と言ったのはやっぱり例外があるから。
将来道路の拡張で立ち退きが決まってるけど
それが10年先なのか20年先なのかが
分からない。しかし今の家がもう直せないくらい
ボロボロなので家を建てたい。
という相談を過去に数件受けたことがあります。
そういう時はちょっと冒険させていただいたり
新技術を試させていただく提案もしたりします。
過去には日本製の透湿防水シートが、数年で
ボロボロになっている事が実証されたりと
面白いデータが出てきております。
話が逸れましたが、ほぼ全ての方は、
一生住むつもりで家を建てるんですね。
その一生が何年になるかはそれぞれ違います。
30年の人もいれば60年の人もいます。
しかし、どんな年月であれ、建てた後の
メンテナンスを最小化したいという思いは
皆さん共通しておられます。
30年であれば、ノーメンテナンスで逃げ切り
次の世代が軽くメンテナンスすれば良い作りに。
60年であれば、住宅設備は1回くらい替えるでしょう。
外壁だって1~2回くらいはメンテナンスをする。
その金額も含めたライフサイクルコストが最小に
なるような家づくりをした方がいい。
というのは誰でもわかる事ですし、できる事なら
それを考えて家を建てたいと思っている人が
全員ではないかと思います。
しかし、今の世の中はそういう家づくりばかりに
なっているかと言うと、そうでもありません。
理由は2つ。
1つ目は、ライフサイクルコストを具体的な
金額で提示する建築会社がいない事。
今は世の中に様々なツールができていますので、
それらを使えば提示は可能なんですが、
やっぱり面倒なので提示はなされない。
2つ目はもう少しネガティブでして、
初期コストを抑えて後のメンテナンスで
儲けるようにした方が建築会社は楽だから。
あえてそんなことはお施主様には伝えない。
この建て方をすると、後でこんなにお金が
掛かるんですよ。その時に弊社はウハウハ、、、
なんて誰も言いませんよね。
なので、使い捨てに近い空調ダクトや、
床にびっしり埋め込まれた温水床暖房、
将来のメンテ不能な高性能トイレ、
単独の業者だけでは交換ができない、
隠ぺい配管配線の各種設備が、
しれっと住宅に組み込まれます。
ダクトを住宅に組み込むのは、
過去にも流行りが来ましたが、
ここ15年の波が過去最大です。
おそらく収束することは無く、
ダクトを住宅内に施工するというのは
今後もじわりと増え続けていくはず。
となると、30年後以降に、
メンテ不良のダクトを何とかする
という仕事がどっさり出てくる。
他社の仕掛けたダクトという
時限爆弾を処理する
ビジネスチャンスが
出てくるんですね。
その時もやっぱり被害者は
お施主様になります。
申し訳ないと思いつつ、
私としては着々とそういう
将来の飯のタネになるものに
対応できる会社の準備を
進めていく。
家に住む年数が長くなるなら、
メンテナンスを考えた作りを。
どうぞ、心に留めておいて
頂ければと思います。
