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【日刊】造作建具のコスパを上げる

日本人の暮らし

凰建設の森です。

やってしまいました。
配信設定のミスで、
7/13のメルマガが
届いておりませんでした。

という事で急遽配信。
イレギュラーな時間にすみません。

本日は事務作業の日。
と、海外に住んでいる
地元の友達が帰省しているので
日本の思い出にと、BBQを。

岐阜の思い出なのか日本の
思い出なのか微妙ですが、
迷ったらBBQです。

ハーフの子ども達の
いい日本の思い出になれば
幸いですね。

さて、本日の話題は建具です。

いい感じの家にしようと思ったら
建具の素材感というのは非常に
重要な要素になっていきます。

床などに合わせていくと
統一感が出てきますし、
高級な素材にこだわれば、
高級感が出てきます。

格子などのデザインを取り入れても
いい感じになっていきます。

弊社の建具ですと、造作にするか、
KAMIYAの建具を使うか、というのが
最も多い感じになっていきます。

造作の場合はシナか杉が多い。
基本的に杉で作る家が多いですからね。

しかし、やっぱり建具はコストだけで
言えば既製品の方が安く済みます。

造作建具に比べれば既製品の方が
製造原価は遥かに安いです。
ただ、はるかに安い価格をそのまま
打ち出してしまうのは経営的に
勿体ないので造作建具メーカーも
住宅会社側も、それなりの利益を
乗せて造作建具よりは安い程度の
値付けをしている事が多いかと。

だから、建築会社をやっていて、
利益を沢山取ろうと思ったら、
既製品の建具を使う方がいい。

という事になってしまいます。
でも、それでは建築は面白くない。

逃げの利かない造作の納まりで、
家づくりをすっきりさせていく
というのは設計者の醍醐味の一つ。

という事で、高くなりがちな
造作建具のコスパを上げる
方法について少し考えて
みたいと思います。

まず、建具というのは反らないように
作るのがそもそも大変なものです。

杉などの反りやすい素材で建具を
作るとすぐに建付けが悪くなる。

なので、反らないように作る事。
反った後に直すことにそれなりの
コストが掛けられております。

逆に言えばその辺のリスクを、
住まい手が許容してもらえるなら、
建具のつくり方というのは、
もっと沢山のバリエーションを
持つことができるんですね。

これもシンケンさんに行った際、
度肝を抜かれたことの一つなのですが、
社員さんのご自宅のトイレの引き戸が
12mmの針葉樹合板で出来ていた。

12mm✕910mm✕1820mmの
合板であれば大体3000円くらい。

それに、取っ手の部分と鍵の部分の
2箇所に穴をあけるだけ。

枠の施工費と合わせても引き戸が
材工で30000円くらいで出来ている。

目立たない部分ならこれで十分。
そういって笑うスタッフさんに
シンケンの家づくりの深さを
感じたのを今でも覚えています。

やってみれば分かりますが、
高い確率で反ります。

その都度反りを直しながら
使っていけばいいのですが、
同じ建具予算を掛けるなら、
こだわらない部分は抑えて
こだわる部分にいい感じの物を。

全体的に予算を抑えたいなら
こだわらない仕様で。

反りを少なくしたいなら、
目立たない側に反り止めの
桟を適宜設けておくのも有り。

コストダウンの手法というのは
常識を捨て去ってしまえば
まだまだ無限に発掘が出来そう。

そう思わせていただけた、
シンケンさんでの合宿でした。

コストを抑えた造作建具。
やってみるのは有りだと思います。

#流行より普遍性

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー