凰建設の森です。
本日は上棟。ですが、
明日から栃木で講座の為
午前中いっぱい現場で
頑張りまして、お昼から
移動になります。
暑い中、水分を摂りながら
なんとか熱中症にならず、
いい感じで作業が出来ました。
半日で3.6Lのジャグがほぼ
空っぽに。そのくらいこまめに
そして大量に水分を摂ると
熱中症にならずに済みます。
運動不足でもありましたので
いい汗がかけたと思います。
夏の上棟は作業する人も大変。
暑さでバテる人が出てくると
連鎖的に作業が遅くなります。
なので、冬の作業にも増して
大工さんたちのモチベーションを
上げることが品質向上にもなります。
家づくりという場では、
あなたはプロジェクトの代表者。
会社で言うと社長さんのような
立場になります。
お施主様がこうしたいと言えば、
誰もがその通りに動くんです。
そして、作業する人の気持ちを
高めるのも下げるのも、あなたの
立場なら自由自在にできるんです。
弊社、基本的には作業をする人の
モチベーションは高いです。
なぜならきちんとした報酬を
お施主様から頂いているし、
そのまま職人さん達にも
払っているからです。
世の中には相場よりも低い
報酬とモチベーションで仕事を
する人も沢山います。
上棟にはそれなりに人数が
必要になってきますが、
低い報酬では熟達した職人さんは
集まってきません。
なので、技能実習生などが
現場に入ったりするんですね。
その仕組みがダメだとは言いませんが
良い仕事をしようと思ったら、
良い人材を集めなきゃというのは
至極まっとうな考え方です。
もちろん、あなたは家づくりの
代表者ですので、職人さんの
コストを下げて安い人件費の人を
集めてきてほしいと要望すれば
その通りにもなります。
そんな風に希望する人は殆ど
おられませんが、コストを下げる
という所だけを希望する人は
世の中に沢山おられます。
その結果、本当に大丈夫?
みたいなすごいおじいちゃんの職人さんや
日本語のたどたどしい職人さんが来て
そこで初めて、自分が契約した価格は
こういう結果になるのかと実感する。
上棟の度に言っておりますが、
20~40代の日本人の大工さんを
10人くらい集められる上棟が
できる建築会社は珍しいんです。
現場の大工さんに良いパフォーマンスを
出してもらおうと思ったら、まずは
しっかりした金額を出すことが大事。
技能実習生がダメだとは言いませんが、
技能実習生の制度期間で大工さんが
一人前になれるもんじゃない。
建築会社として長期的な目線での
人材育成にはならないんですね。
まずはちゃんとした報酬を。
という事を押さえたうえで、
今日の本題になるのですが、
人のモチベーションを上げるには
お金以外にも気持ちの面で、
できることがありますよね。
お金がもらえなかったとしても、
大切な相手の為であれば色々と動ける。
それが人間というものです。
あなたも会社で社長さんから直々に
褒められたりしたら嬉しいものだと
思いますが、家づくりにおいては、
あなたが一番偉い人なんです。
現場での職人さんたちに声を掛け
質問し、驚いて喜ぶ。
そういう振る舞いをする事でも、
職人さんたちのモチベーションは
ぐんぐん上がっていくものです。
お金を貰っている以上、お客様の
対応を区別すべきではない。
という職業倫理をお持ちの方も
おられることと思います。
その考え方は立派ですし、
私も正しいと思います。
ただ、世の中全ての人がそういう
考え方をしているかと言うと、
そんなことはありません。
むしろ、個人個人の好き嫌いで
あらゆる事柄へのやる気が
乱高下するという人の方が多い。
1日働いて同じ金額が貰えるなら
気持ちよく仕事をさせてもらえる
お客様の方が力が入るという人を
咎めることは誰もできません。
家づくりはオーダーメイド。
しかも現場仕事ですので、
あなたも作っている現場に
入ったりすることができる。
様々な高額な買い物、
様々なオーダーメイド、
色々ありますが、
作っている最中に作っている
場所に入っていけるオーダーメイドの
商品というのはなかなかありません。
だからこそ、気持ちの部分で
職人さんの能力を引き出す
という余地があるんですね。
様々なお施主様を見てきましたが、
家を建てるという属性の方は、
それなりに仕事でも上手く
やれている方が多い。
だから、比較的人の気持ちを
アゲる術を身に付けておられる方が
多いように思います。
ただ、その中でも時折、
飛びぬけて人の気持ちをやる気に
させる事が出来る人がおられたりします。
そういう現場になると、
私たちはついつい乗せられて
いつもより高いパフォーマンスの
仕事をしてしまったりするものです。
建築関係で働く人たちというのは
ものすごく単純であることが多い。
ぜひ、上手に色んな人を乗せて、
家づくりの質を高めていただけると
良いのではないかと思います。
本日の私も職人さんも、
お施主様からの
「へぇ、そんな風に巻き込んで
気密テープを貼るんですねぇ」
みたいな驚きの言葉に気をよくして
いつもより美しく貼ってやろう!
ってまんまと頑張らされておりました。
是非、参考にしていただければと思います。
上棟作業は本当に楽しいですね。
