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85坪の家の冷暖房

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は全国一斉、85坪の家
どうやって冷暖房するか
キャンペーンの日だそうです。

という事で
85坪の家の冷暖房計画を
行うために姫路に行ってきます。

姫路に行くのは本当ですが
目的はまた別になります。

クオホームさんとのコラボ
物件が上棟を迎えますので
それを見させていただきに。

薄曇りの上棟日和です。
楽しみです。

という事で本題になります。

85坪の家の冷暖房をどうするか。
私の答えは毎度同じで、
住まい手の要望による。ですが
それでは話が進みませんので
色々仮定して話していきます。

85坪の家と聞いて、真っ先に
危惧したのがこちらです。
↓     ↓
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これをやるかやらないかで
空調計画は大きく変わります。

全館同一温度というのが、
高気密高断熱の家の理想です。

しかし、85坪の家の冷暖房費、
デグリーデー法で計算すると、
岐阜市に建てたとして、
夏は27℃一定、冬は20℃一定
COP3.0のエアコン空調、
電気代は28円/kWh

Q値は1.0W/m2Kとして
年間に14万4000円。

Q値が1.5W/m2Kなら
年間に21万6000円。
(G2グレード相当)

Q値が2.0W/m2Kなら
年間に28万8000円。
(G1グレード相当)

Q値が2.7W/m2Kなら
年間に38万9000円。
(省エネ等級4相当)

建てる前にこういうのを
理解している住まい手は
殆どいません。

何故いないのかというと
作り手が示さないことが多い。

そして住まい手自身も
漠然と甘く考える。

結果、住んでから、
光熱費に驚き、慌てて
冷暖房のスイッチを切る。

まかり間違って全館空調など
導入してしまうと、暖房費を
抑えるために全館うすら寒い
環境で冬を過ごしている、、

これ、結構あるあるです。

その光熱費を理解してもらえるなら
1階と2階に系統を分けた
全館空調システムを提案します。

そうでなければ個別エアコン。
2.2kW(6畳用)の物を
適宜振り分けていきます。

床下、2階廊下、1階廊下、リビング
その他居室の順に優先して。

床下のエアコンは温水配管に
切り替えるのも快適です。
2階の廊下と同時使用はあまり無いので
室外機の数を減らしたければ
マルチで組んでも良いかも。

他にも様々な冷暖房方式が
ありますが、後はやっぱり
住まい手さんがどの様な
家の中の環境を望むか。

それに応じて使い分けて
提案していく感じでしょうか。

85坪の家の空調計画、
ちゃんと辻褄を合わせる事。

それが出来ないと
「こんなはずじゃなかった」
が取り返しのつかない事に。

気を付けましょう。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー