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CO2濃度が高い?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

明日まで長崎。
本日は長女の誕生日。
と同時に私の誕生日。
誕生日が同じ日なんですね。

子ども達のリクエストを
受けてハウステンボスに。

昨日は移動が多かったけど、
今日はパーク内でゆっくり。
朝からお酒を飲める幸せ。

お休みを堪能しております。

さて、本日は換気のお話。

換気の目的は家の中の
空気の清浄を保つこと。

人間が屋内で生活をすると、
呼吸をすることでCO2を出すし
煮炊きをすることで水蒸気や
臭気を家に出すため、
空気が汚れていきます。

今って禁煙の場所が
増えたじゃないですか。

新幹線車内もタバコが吸えなくなる。

煙草の煙というのは、
空気を汚すという点では
身の周りにある物の中では
最高峰のものになります。

だから、空気の清浄度を
保つためには大量の換気が
必要になってくるんですね。

大量の換気を行うと建物の中は
暑くなったり冷えたり。

だから空調のエネルギーも
増大します。

健康の問題もさることながら、
省エネという観点でも、
屋内禁煙という流れは、
今後も加速し続けるでしょう。

住宅でタバコを吸うことは
論外として、人間がいるだけで
空気は汚れていくんですね。

それを適切に換気して、
空気の綺麗さを保つことが、
建築基準法で定められています。

ただ、法で定められているのは
非常にざっくりした数字だし、
家全体で換気ができていれば
それでよしという考え方。

個別の部屋の換気が
できているかどうかは
どちらでもいい。

で、実際に家に住んでみると、
家族が固まって数時間以上を
一緒に過ごす空間が集中的に
空気が汚れることになります。

リビング?いえいえ、
意識がないだけで寝室も
空気の汚れる空間になります。

折に触れて寝室にCO2濃度計を
おくことをお勧めしておりますが、
家全体が適切に換気ができている
ことに加えて、寝室の換気が
うまくいっていることも
確認したほうがいいですよ。

ということですね。

一般的な建築物だと1000ppm以下
学校の教室などは1500ppm以下

という基準があります。

なので、理想は1000ppm以下
現実的な目安としては1500ppm以下
を目指したらどうかと、
私は考えております。

で、住み始めてからCO2濃度計を
置いてみると、夜の間に1000ppmを
超えたりすることもあったりして、
大丈夫でしょうか?
みたいな声を聞くこともあります。

多少超えたくらいなら全然
問題ありません。

なぜならば、その新居に住む前は
もっともっと悪い環境で
住んでいたからですね。

CO2濃度計はできれば、新居に
住む前から使っておきたいです。

弊社お施主様にご協力いただいて、
新居に住む前の家のCO2濃度計を
計っていただいたことがありますが、
大体こんな感じです
↓ ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0565.jpeg}

ほとんどの人は知らないだけで
かなり劣悪なCO2濃度環境下で
睡眠をとっているんですね。

その環境で数十年を過ごしてきた
わけですので、1000ppmを多少
超えたとしても深刻な健康被害が
すぐに出るわけではありません。

それでも気になるという人は、
寝室の扉を開けて寝るといいです。

高さ2m程度の扉を開放するだけで
寝室とそれ以外の空間で100m3/h
程度の空気の交換が行われます。

家族3〜4人が寝室でまとまって
寝ていても大丈夫な換気量。

家全体の換気が適切なのであれば、
寝室だけCO2濃度が上がるということは
なくなります。

寝室の扉を開けて寝たら寒い?
もし寒いのであれば、それは
家の断熱性能が不足しております。

結局、家全体の換気も局所換気も
しっかり行おうと思うと、
家全体を暖かい環境にしないと
辻褄が合わないことになります。

換気も断熱も空調もお互いが
関係しあっていますので、
トータルでバランスをとりながら
設計をしていきたいものですね。

家づくりを始めるのであれば、
まずCO2濃度計を寝室に置いて
自分が今どういう環境で
住んでいるのかを把握しましょう。

CO2濃度は低いに越したことは
ありませんが、1000ppmを
多少超えたくらいでは死にませんから。

参考にしていただければと。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー