家づくり用語集

DICTIONARY家づくり用語集

家づくりに関する専門用語を集めました。

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【読み方】せっとばっく

敷地境界線、道路境界線などから建物を後退させて建築する場合に使う言葉のこと。
また、斜線制限に合わせて上層階になるほど建物を段状に後退させる状態のことも指す。

性能表示制度

【読み方】せいのうひょうじせいど

住宅の性能を統一された表示ルールで比較できるように表示を行うことを定めた制度のこと。
第三者である専門家(住宅性能評価機関)が一定の基準に沿って評価するもので、その結果は、消費者に分かりやすい「等級」などで表示される。建物の設計を評価する「設計住宅性能評価書」と、工事中および工事完了後の状態を評価する「建設住宅性能評価書」の2種類がある。
性能レベルの要素には、構造の安定、火災時の安全、劣化の軽減、維持管理への配慮、温熱環境、空気環境、光・視環境、音環境、高齢者への配慮、防犯があり、これらの内、構造の安定、劣化の軽減、維持管理への配慮、温熱環境の4分野が必須項目となる。2002年に既存住宅にも導入され、構造の安定、火災時の安全、維持管理への配慮、光・視環境、高齢者への配慮が評価対象となっている。

敷地面積

【読み方】しきちめんせき

言葉どおり、敷地全体の面積のこと。これから建築物を建てるために購入しようとしている土地の面積や、既に建築物が建っている敷地の、土地の面積を指す。

採光面積

【読み方】さいこうめんせき

居室の採光面積は、その床面積の7分の1以上の面積の開口部を設け採光に備えることが定められている。
同様に床面積の20分の1以上の、換気に有効な開口部の確保も規定されている。

建ぺい率

【読み方】けんぺいりつ

敷地面積に対する建築面積の割合を建ぺい率といい、用途地域ごとにその割合いが定められている。
これは密集を避けて健全な住環境を保つ目的から、敷地いっぱいに建物が建てられることを制限するもの。
例えば100m2の土地で建ぺい率が50%であれば、建築面積は50m2に制限される。

建築面積

【読み方】けんちくめんせき

建物の外壁の中心点、またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことで、外壁や柱の中心線から水平距離で1m以上突き出た軒やベランダは、軒出しの長さから1mを引いた残りの部分が建築面積に加算される。

建築基準法

【読み方】けんちくきじゅんほう

建物を建てる時に一番基本となる法律。国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めている。