凰建設の森です。
昨日は一日横浜におりました。
雑誌「だん」などでも取り上げられ
知る人ぞ知る有名住宅、
「六ッ川の家」
↓ ↓
%url4%{https://allabout.co.jp/gm/gc/465412/}
こちらにて湿気対策講座。
ものすごく居心地の良い家です。
デザインも性能も素晴らしい。
その建物の設備を実測して
評価をさせて頂きました。
設備の性能や家のデザインが
きちんとマッチしており、
暖かさの秘密を垣間見ることが
出来ました。
全国の色々な会社さんにお伺いし、
私も勉強させていただいております。
昨日は地元神奈川県の方を中心に
湿気や設備の件について、
お話をさせて頂きましたが、
その中でも吹き抜けの有用性について、
今日のメルマガで抜粋してお話を。
最近色んな会社さんが採用している
床下エアコン。
私もなるべくお勧めするように
しております。
メーカーの保証は外れてしまいますが、
理屈の上ではこれ以上ない
コスパと快適性が得られます。
そして空気暖房であるエアコンを
少しだけ輻射暖房の様にも
使えるというのが、また魅力です。
エアコンの風が顔にあたるのが
好きっていう人はあまりいません。
その吹き出し風量を、家のあちこちに
分散して、風の感じにくい室内空間に
することが可能になります。
六ッ川の家でも床下エアコンが
採用されていましたが、
横浜の冬は暖かすぎて、殆ど
今年は使っていないとのこと。
夜だけ使うんだそうです。
素晴らしい暖房の方式なのですが
たまに失敗する建築会社さんも
いらっしゃいます。
床下で暖かい空気を作るのですが、
それが家中に行き渡るためには、
空気が2階まで登るルートを
作ってあげなくてはなりません。
2階まで登るルートとして最も
有用なのが吹き抜けです。
暖気が上昇するスピードは
温度差など色々な要素によって
変わってくるのですが、
大体毎秒6cm程度の速度です。
埃がゆっくり舞い上がるのを
想像していただければ、大体
その通りです。
エアコンから風が600㎥/h程
出てくるのですが、総二階の家だと
その半分位の空気が上に上がる様に
ルートを作ってあげなくてはダメ。
吹き抜け面積×上昇速度=300㎥/h
となります。上昇速度は0.06m/s
=216m/hとなりますので、
面積は1.38㎡程必要になります。
これ、畳一畳分くらいの大きさ。
少し余裕を見て、畳二枚(1坪)
程度の吹き抜けがあれば、
理屈の上では床下エアコンの暖気は
2階まで届く計算になります。
もし、吹き抜けが無かったら、
床下エアコンの暖気は、なかなか
上がって行ってくれません。
床下エアコンで1階は
すごく暖かいのに2階は寒い。
そういわれる場合、大抵吹き抜けが
有りません。
床下エアコンを採用するのであれば
出来るだけ大きな吹き抜けを
作ってあげてくださいませ。
