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一戸建ては寒いに決まっている

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

家を建てる際に重視することは
人それぞれです。

デザインであったり健康であったり
耐震であったり暖かさであったり。

どれを重視しても構いません。

ただ、きちんと理解をしてほしいのが
一戸建てはあなたが思うよりも
ずっと寒いという事実です。

アパートや賃貸マンションから
一戸建てに引っ越すとします。

広さは2倍以上、外気に触れる面積は
2倍から3倍になります。

同じ保温性能であった場合、
同じくらい暖かい生活をするために
必要な暖房エネルギーは4~6倍。

今まで3000円の暖房費で
やってこれていたのが、
18000円とかになります。

同じエネルギーで暖められるのは
今までの1/4~1/6です。

外気温8℃の時に室温20℃にする
(12℃暖める)事が出来ていたのが
同じ光熱費しかかけなければ
2℃しか上がらず室温は10℃強。

それが一戸建てなんです。

今まで住んでいたアパートより
断熱性を6倍上げて、やっと
今と同じくらいの生活に。

アパートのUA値は2~3程度です。
仮に2.5だとして、6倍の性能は
0.42位になります。

G2グレードを上回る性能にして
やっと今よりも暖かく、
かつ光熱費の安い環境が
手に入ります。

だいたいそんなものです。

耐震は地震が来ない限り、
やっぱりこれにしてよかった
と感じる事は有りません。

健康については、健康を害する
という経験が無い限り、
これにしてよかったと感じる事は
有りません。

デザインは美意識が高ければ
不快に感じる事もありますが、
殆どの人は気にくわないことが
あってもすぐに慣れてしまいます。

だけど、暑さ寒さだけは、
引っ越してからすぐに分かります。

光熱費は毎月結果が届きます。
我慢するかお金を払うかの
選択が一生続きます。

家を建てる多くの人が、
暖かい家を望みつつ、
しかし具体的な数字を
約束してもらうことなく
引っ越しを迎えてしまいます。

そして口を揃えて言われます。

「思ったよりも寒いです」
「思ったよりも光熱費が掛かります」

作り手側も住まい手側も、
お互いの「思ったよりも」の
すり合わせをせずに家を建てます。

省エネ基準の義務化は見送りです。

どれだけ光熱費の掛かる家を
建てようとも、どれだけ寒い家を
建てようとも、それは施主の自由。

だから作り手に責任は有りません。
義務化の見送りとはそういう事です。

かっこいいとかかっこ悪いとか
そういう感性の話ではありません。

明確に、何坪の家を、何℃まで
暖めて、それで光熱費はいくら。

全部数字で表せられることです。
全部事前に分かる事です。

もし、あなたがそれらの数字を
建築会社に求めることなく
家を建ててしまったのであれば
10℃で生活をしようが、
月に5万円かかろうが、
それは自己責任になります。

だから家を建てる前に計算しないと
ダメなんです。

もっと言うと、建築会社や設計士を
決める前にそれを約束させないと
申し込んでからでは遅いんです。

作り手も住まい手も、
省エネ性を漠然と考えすぎです。

予算が無いからと簡単に
断熱を削り過ぎです。
窓のグレードを下げ過ぎです。

冬も中盤に差し掛かると、
思ったよりも寒いという相談が
方々から届きます。

断熱等級4で最高のはずなのに
寒いとか、勉強不足も甚だしい。

じゃあG1ならいいのか?
G2なら誰も文句を言わないのか?

そんな事は無いんです。

Q1住宅でもパッシブハウスでも、
寒いと感じる人は寒いんです。

あなたが物理的寒さと経済的寒さを
感じない住宅性能は、あなただけの
基準の数値なんです。

そこの理想と現実にどうやって
折り合いを付けながら家を建てるか。

住まい手も作り手も真剣に
考えてほしいんです。

建てた後に、こんなはずではと
思ったときには全部遅いんです。

いい勉強になったでは済まない。

それがあなたに一生ついて回る
暑さ寒さの宿命なんです。

住宅の性能をあなたの要望から
逆算して決めていかないと、
失敗するんです。

という事でそういうのが出来る
ソフトを開発したのがもう4年前。
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/blog/10083/}

今では日本全国どこの建築会社でも
使えるようにwebアプリに。

建築会社さんが省エネ性を
見える化してくれないのなら、

「このソフトを使って光熱費と
生涯コストを約束してくれたら
あなたの所に申し込む」

くらいの事を言ってもいいです。
だって、契約後や引き渡し後に
揉めたくないですよね?

建築会社を決める前に
家の性能と生涯コストの
シミュレーションが出来る
ただ一つのアプリケーション
ebifit
↓     ↓
%url2%{https://ebifit.com/index.html}

最後は宣伝でしたが、
このアプリ、100%住まい手寄りの
スタンスで作ってますので
許して下さいませ。

本当に、思ったよりも寒い
という言葉を日本の住宅業界から
撲滅させたいと思っております。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー