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新年度の太陽光発電はこうなります。

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

今朝、ちらっとだけ雪が降りました。
3月も後半になって、寒の戻り?

でも、日中は暖かいんですよね。
この寒暖差が人間の体調を崩します。

家の断熱性は上がれば上がるほど、
一日の室温の差は少なく。

3月~5月、10月11月は
高気密高断熱住宅は意味が無い。

そんな事を言う人も居ますが、
いえいえ、実はこの時期の
暮らしやすさも、段違いです。

余計な花粉が入ってこないので
花粉症の方も楽になりますし。

さて、本日の話題は太陽光。

新年度の買取価格が発表。
↓     ↓
%url1%{https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200323005/20200323005.html}

予定通り順調に下がってます。

新年度に家を建てて太陽光を
載せる方におかれましては、
完全に自家消費時代に入ってます。

朝、夕の電力消費を減らし、
太陽光の電力を使う割合を増やす。
そんな生活がベターになります。

そして、このあおりを受けるのは
「無料で太陽光」の商売です。

かねてからお伝えしていた通り、
無料で太陽光のビジネスモデルは
そんなに息の長い商売ではない。

ここ1~2年の間に建てる人だけの
特権なので採用しておいた方がいい。

このまま買取価格が下がり続けると
ビジネスモデルが破綻するのは
容易に想像できます。

現に、リクシルテプコなどは、
この4月からの顧客に対しては、
規定量以上のパネルが載らない
家に関しては契約しないという
通達を出しております。

HPに出していないみたいですが、
窓口となる我々建築会社だけに
お知らせが来たのでしょう。

無料で太陽光のビジネスモデルは
買取価格にもよりますが、恐らく
2022年度くらいまでが限界。

それ以降は今ほど住まい手に有利な
条件ではない形で継続になるか、
撤退するかのどちらかになります。

折角ですから、今しか使えない物は
使っておいた方が得だと思います。

昔、電気が40円くらいで売れた時
太陽光発電は「投資」だと
捉えられていました。

しかし、今現在、売る価格よりも
買う価格の方が下回っています。

もう、完全に投資対象ではない。

その代わりに意義として台頭するのが
省エネ家電と同じ位置づけの、
損を減らすためのというもの。

太陽光発電の電気を使った方が、
10円/kWh前後得をする形に。

月に400kWhの電気を使うとして
それを全部太陽光に出来たならば、
毎月4000円、電気代が浮きます。

これは、電気料金が値上がりすれば
するほど浮く量も相対的に
大きくなります。

だから、今の電力価格だと太陽光は
やっぱり元が取れません。

しかし、電力料金が、今後も上がり
ヨーロッパ並みになっていくと、
太陽光で浮く金額が、
8000円/月→10000円/月→、、、
と上がって行き、損を減らすための
投資としてなくてはならない物に。

また、余剰電力の個人間売買も
活発になっていきます。

何も、今と同じ電力会社にしか
売ってはいけない訳ではないので。

より高く買い取ってもらえる会社や
近所のお店や工場に直接売れば
その方がメリットが高くなります。

また太陽光発電はとかく「お金」
だと捉えられがちな物ですが、
太陽光発電が作るのはエネルギー。

本当の有事にはお金はあっても
役に立たないです。役に立つのは
現物になります。

お金よりも、お米があった方が
究極的には食いつなげます。

太陽光も同じで、エネルギーという
現物を自身で確保することになるので
情勢が不安定になったり、
エネルギーの価格が変動したり
エネルギーが届かないなどの
事態が起こった時には命綱に。

だから、無料で載せられるんだったら
載せておきましょう。

無料で載せられないんだったら、、
今じゃなくてもいいです。

そのお金をきちんと断熱や耐震に
使ってあげてください。

それなくして載せる太陽光は、
段ボールハウスに大画面テレビを
置くようなもので、物事の
優先順位を完全に間違えてます。

太陽光発電の位置づけ、あり方を
正しく理解してくださいませ。

#未来コストを考える #エネルギー自立 #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー