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私はこうやって後悔してます。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はお客様と土地の下見。
色んな土地建物があります。

自分に合った土地、
自分に合った建物。
欲しいと思って探します。

しかし9割くらいの人は、妥協します。
主に予算面で。

好きな芸能人と結婚できないのと
同じように、理想の土地や建物は
予算的に現実離れしています。

これは面白いもので、じゃあ
予算が一億円あったら何も我慢せず
好きなところで好きな建物に
住めるかというと、そうではない。

必ずそれ以上の欲が出てきます。

だから、どこで妥協出来るかを
見つける事が大事です。

また、先日建築会社さんとの
雑談の中で、こんな話が出ました。
「こちらから紹介する土地で
決めたお客さんはほぼいない」

どういうことか分かりますでしょうか。
殆どのお客様は最終的に
自分で見つけてきた土地に建てる。
という事だそうです。

自分で苦労して探し出した土地の方が
愛着がわくんだそうです。

確かに。この10年を振り返っても、
こちらから紹介した土地に決めた
という人は1組程しか
思い浮かばないです。

土地探しは難しいですね。

さて、本日のお話は断熱。
また断熱かよと思われましたら
ごめんなさい。

断熱レベルは上げるだけ上げて
おきましょうと常々勧めてます。

例えば、今、UA値0.38Q値1.5
みたいな建物は凰建設では
当たり前の性能数値です。

しかし、10年前の記録を見ると、
UA値0.5Q値1.87位の建物が
当時かなり上位の性能でした。

その方は当然性能にこだわって
色々検討した結果、凰建設に。
当時はAPW430もエルスターXもなく。樹脂窓と言えば北海道用の商品かヨーロッパアメリカからの輸入品です。

当時、あれだけこだわって断熱を
沢山入れた家は、今となっては
普通の家です。

この10年で、世の中の断熱の
「当たり前」は随分と進化しました。

同じように今後10年で家の断熱の
当たり前はもっと進化します。

多分、暖かい家にこだわって
家を作ると思いますが、
あなたの家は10年後に、
どこにでもある普通の家。

特段珍しくもなんともない家。
勿論、性能だけが家の価値では
無いですけども。

だから、現状で考えられる
最高の断熱仕様をやっておいて
ようやく将来のスタンダードに。

10年前に、「最高の断熱です」
と言って勧めたのにですよ。

じゃあ、今から断熱施工を
しようとしても、外壁を
めくったりという工事が
非常に大変でして、
築10年でやるのはもったいない。

そう思うと、過去のお客様には
少し申し訳ない気持ちも。

10年後に、もっと断熱をやれば
もっと暖かく暮らせたのに。
と思っても後の祭りです。

だから、断熱材の厚みは、
厚くできるだけ入れておいた方が
将来の後悔は少ないかと。

優先順位、間違えないで。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー