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エアコン風量弱だと除湿になる訳

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

すみません質問箱が
結構溜まってしまってました。
油断していました。

順次回答していきます。

本日は金曜日、定例の
インスタライブを開催です。

プレゼントデザインの川端さん。

熱く、暑く?家づくりや
町づくりを語っていただけるかと。

私も火傷しないように頑張ります。

さて、本日のメルマガは、
ずっと引っ張る除湿の話です。

その中でも、なぜ風量弱だと
除湿になるのかという事について
かみ砕いてみたいと思います。

除湿というのは、湿った空気を
冷たいものに触れさせることで
出来る現象です。結露も同じです。

夏のビールジョッキでも除湿ですし、
冬の窓の結露も除湿と言えば除湿。

この、結露を如何に効率よく
起こさせるかというのが、除湿の
肝になっていきます。

結露を効率よく起こさせるためには、
空気が触れる物体の温度を下げる。

10℃に冷やしたペットボトルより、
氷点下に冷やしたビール缶の方が、
沢山水滴がつきますね。

エアコンの場合、室外機で作った
冷熱を、冷媒ガスが室内機に運び、
室内機の中の温度を冷たく保持します。

この、室内機の中の温度が冷たければ
冷たいほど、除湿力が上がります。

室内機の中の温度を冷たいままに
キープしようと思ったら、あまり
沢山の室温の風を室内機の中に
通さない方がいいんです。

風量が多ければ多いほど、室内機の
中の冷気が奪われはぬるくなり、
除湿力は落ちるわけです。

また、室温の風が、一瞬で室内機を
駆け抜けてしまいますので、湿気を
絞り切れないまま、室内機から
出て行ってしまいます。

という事で、風量を落とせば
落とすほど、除湿量が上がります。

しかし、ちょっと矛盾するように
聞こえるかもしれませんが、、、

空気を効率よく冷やすためには、
室内機のファン風量を増やし、
とにかく沢山の空気を室内機の
中の冷気に触れさせる方がいい。

だから、風量が大きいほど、
エアコンの消費電力当たりの
効率は高くなっていきます。

梅雨時の様に、あまり空気を
冷たくする必要はないけど
除湿力を高めたいという時には
エアコンの風量を落とし、
真夏の、とにかく冷気を出したい
という時には、エアコンの風量を
自動もしくは最強にして、
エアコンの効率を最大にする。

というのが、家庭で簡単に出来る
エアコンの運転設定になります。

空気の温度を下げる事と、
空気中の湿度を下げる事は、
似て非なるものになります。

温度を下げたい時は風量強
湿度を下げたい時は風量弱

ちょっと乱暴ですが、こうやって
覚えて頂けるといいかと思います。

再熱除湿エアコンについても
質問を頂いておりますので
またお答えしようと思います。

本日のインスタライブの
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#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー