凰建設の森です。
本日は大規模改修の打ち合わせ。
基本的に新築の打ち合わせを
するときには、少しだけ罪の意識が
頭をよぎります。
これだけ空き家が問題になっている
この時代に更に新たな家を
建てていくというジレンマ。
リフォームの場合は、社会の
資産を再生させるという、
大義名分があります。
だから、リフォームの打ち合わせは
少し晴れやかな気持ちで臨めます。
しかし、リフォームだとやれることは
限られています。
断熱もG2程度なら何とかなります。
しかし、それ以上を目指すとなると
やっぱり新築そっくりさん以上の
工事でないと難しい。
屋根と壁の境が、、、
床と壁の境が、、、
すごく熱橋が出来てしまいます。
ちゃんと効果のある断熱や耐震の
改修をしなくては意味が無いです。
これは、とても悩み所ですね、、、
さて、本日も質問箱から。
昨日、結構頑張って返事をした。
、、、、つもりでしたが、
今朝起きたら昨日以上に
質問のストックが、、、
なんだか、追いつく気がしません。
頑張ります。
という事で今日の質問はこちら。
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/edbc4616-d5c6-48ad-ba49-8b5dc2dff4c8/completed}
そんなんいっぱいあるに
決まっているじゃないですか。
私は失敗しない!っていう人が居たら
それは、行動してない。
もしくはリスクを取らない行動を
しているだけ。
質問は、エアコンを付けた際の
失敗例を聞いているのでしょうか?
それとも空調全般の失敗例?
良く分かりませんが、
エアコン主体でお答えします。
まず、よくある話ですが、
小屋裏エアコンの失敗例。
最初にやらかしたのは、、、
もう8年も前ですね。
小屋裏エアコンによる冷房の肝は
空気の流量設計です。
例えば、4kWのエアコンの場合
28℃60%の室内に対して、
16℃100%の空気を
1時間に600㎥程度提供します。
それを必要な各室に分けて
計算をするのですが、
エアコンから出す空気ばかり
気にしてしまい、
エアコンに入れる空気を
忘れてしまったのですね。
出してばっかりだったら、
エアコン内部は真空になって
いつかぺちゃんこに、、、
とはならない訳ですね。
いつかの時点で空回り。
折角室外機で作った冷気も
室内に供給されないまま、
室外機に再度戻っていきます。
小屋裏の空間は冷えているけど、
その冷気が下に来ない。
こうなると、そのエアコンはもう
さぼるしかありません。
小屋裏エアコンを失敗しないためには
空気をエアコンまで届ける事。
方法は2つしかありません。
機械を使って届けるか、
空間を使って届けるか。
機械を使って届けるのは
比較的簡単。
カタログを見るだけ。
空間を使って届けるのは大変。
二つの空気の温湿度差から、
空気の比重差を求めます。
比重差がそのまま暖気の
上昇スピードに直結します。
その上昇スピードだと、
どのくらいの平面空間があれば
予定の風量を小屋裏エアコンに
届けられるか。
簡単に言うと、吹き抜けの
面積ですね。
それをちゃんと計算します。
例えば、計算したら暖気の
上昇スピードが、0.1m/s
だったとします。
吹き抜けの大きさが、
1.2m×1.2mだとしたら、
1時間に上昇する空気の量は
約520㎥になります。
さっきの4kWエアコンが
吐き出す風量より少ない。
こうなると、あまりうまくいかない。
計算して上手くいかない物が、
現場でなぜか上手くいく例は
殆どありません。
計算で上手くいっても
現場で上手くいかない例は
山ほどあります。
だから、上手くいく確率を
少しでもあげるために、
ちゃんと計算するんですね。
計算をいい加減にやったり、
希望的要素をいれたりすると、
やっぱり空調計画は失敗。
はい、他にも沢山有りますが、
エアコン空調計画の失敗の
殆どの原因は流量計算の失敗。
参考に、なりました?
