凰建設の森です。
昨日はやっぱりくたばってました。
返って来るなり嫁さんに
夜10時に起こして、、、、
と言い残して夢の世界に。
しかし、よく休んだおかげで
今日は元気です。
現在お昼で、新幹線の中。
こんな状況ですが、1週間に1回以上
新幹線に乗っております。
自由席でもゆったり座れます。
今日の目的地は横浜。
ラクジュさんの事務所に
遊びに?打ち合わせに?
行ってきます。
どんな話になるのか、
楽しみにしております。
さて、本日の話題です。
前提条件を変えてはダメ。
これ、何のことかと言いますと、
住まい手の要望の事です。
建築会社によっては、
理想の住まい方を押し付けてくる
というような会社も有ります。
これこそが理想の住まいと
住まい方なんです!みたいに。
住まい手の理想の在り方
×
敷地等の条件
×
住宅の仕様
=
実際の生活
になります。
住宅の仕様が変数であれば、
理想の在り方と実際の生活は
思った通りになります。
しかし、仕様が決まっていると
実際の生活は、思っていたのと
違う事になります。
オーダーメイドで服を
作ったのに、裾が短かったり、
どこかが引っかかたりすると
それに合わせて着る事になります。
建築会社が良くやる、
前提条件の変え方としては、
冬は18℃で十分、それ以上は
温度を上げちゃダメです!とか
夏は28℃。それ以下はダメ。とか。
夏は窓を開けないとダメとか逆に
夏は窓は閉めっぱなししかダメとか。
窓は大きく取らなきゃダメとか
窓は小さくしなきゃダメとか
部屋は仕切っちゃダメとかいいとか
吹き抜けは付けちゃダメとか付けないと
ダメとか。
色んな住まい手の要望を聞いて、
どうしても辻褄の合わない所があれば
指摘というよりも、質問をする。
あなたのこれとこれは矛盾した
要望になりますが、どちらを
優先しますか?とかですね。
これも代表的な物としては
お風呂の掃除は楽な方がいい!
というのと、
お風呂の窓は開けられないとダメ!
お風呂は窓の稼働部が一番
カビが生えたり汚れたりします。
お風呂の窓をFIXにしたり
無くしたりすると、掃除は
ものすごく楽になります。
かっこいい建物にしたいという
要望と、天井高さを
高くしたいという要望も
比較的矛盾しやすい項目です。
お客様の要望という前提条件を
変えても良い場合があるとすれば
それが矛盾している場合と、
予算が足りない場合の2つのみ。
とかく、高気密高断熱の会社は
住まい手を自分の会社の型に
はめようとしがちです。
夏に家の中で湿度を出す行為は
絶対にやっちゃダメとか。
夏だって家の外が危険な温度なら
室内干しの方が家事は楽です。
室内干しをしたうえで、からっと
生活できるような家にすれば
良いだけなんですね。
勿論、その会社その会社の、
理想の生活スタイルは有るはず。
私だってありますし、自分が
住まい手として家を建てるなら
そういう家にします。
しかし、それをお客さんに
押し付けてはいけない。
公序良俗に反するような
要望でない限りは、
住まい手の夢を勝手に
捻じ曲げてはいけないと思います。
といいつつ、私もついつい、
ベランダ無い方がいいですよー
とか
勝手口、本当に付けるんですか?
とか、
誘導するようなことを言っちゃいますが、
最終的に折れて辻褄を合わせるのは
設計者の方でないとダメです。
設計者は判断材料をお客さんに
お伝えすることが仕事になります。
また、見た目以外の部分であれば
予言者になることが大事だと
いつも思っております。
この断熱構成であれば、冬の時期に
こんな事が起こりますよとか、
この間取りであれば、梅雨時のここで
カビが生える可能性がありますよとか。
その上でお客様に決めて頂く。
もし、住まい手がどうしても
決めきれなかったら。
その時に初めて、設計士が決めるんです。
あなたの生活に責任を持ちますので、
私の言うとおりにしてくださいと。
安易に条件を変えてくる設計者さんは、
自分の得意分野にお客さんを
連れ込もうとしていることが多い。
住んでから、それに外れた生活を
して、不都合があれば、
それは想定外の住み方ですとか
しれっと言ってきたりします。
また、予言をしないで、後で、
そうなった原因を解説する。
住まい手からしたら「言い訳」
にしか聞こえませんよね。
じゃあ、お前はそういう事が全く
無いのかと言えば、、、
神様じゃあるまいし、あります。
過去の例も含めて話せば、
多々あります。
それが少しでも少なくなるように
出来るだけ頑張るとしか言えません。
条件を変えようとしてくる
設計者さんは、ちょっと注意した方が
良いかもしれません。
うーん、自分で書いておいて何ですが
自分も気を付けねばと改めて
思ってしまいました。
