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断熱削って予算確保!

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は業界内打ち合わせデー
とある建材の評価試験について
アレコレアレコレと打合せ。

基本的に物性の不確かなものは
あんまり信用できません。

壁紙の透湿抵抗とかですね。

分からない物は明確にする。
じゃないと怖くてお客様に
ご提案できません。

そんな感じで一日が過ぎてしまい
慌ててメルマガを書いております。

さて、本日の話題は質問箱
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/709aeb44-7777-4c9b-b447-8db667994143/completed}

おお、リッチな計画ですね。

20年前、Q値2.7(UA値0.87程度)
程度の住宅が高気密高断熱と言われ、
そこまでいるかどうかという
議論がありました。

10年前、Q値2.0(UA値0.56程度)
の住宅なんてオーバースペック
だと言われ、そんなにいらないと
言われていました。

ようやくUA値0.87程度の仕様が
ハウスメーカーの断熱オプションに
ラインナップされてきました。

※スウェーデンハウスと一条は別。

この話を聞いて、
なんてレベルが低いんだろう
と思う人がいるのでは。

そして
その時々でそのレベルの家が
最高だと思って建てた人が
今の断熱スペックを聞いてど
ういう気持ちになるでしょうか。

10年後に後輩などが当たり前に
建てる家の性能を聞いて、自分が
「俺なんか10年前からもっと高い性能だし」
と思えるか、「悔しい」と思ってしまうか。
どちらでしょうか。

内装や設備は比較的簡単に
バージョンアップ、グレードアップ
が出来ます。

しかし断熱は後からやると
ものすごいコスパの悪い
工事になります。

金額的にはそれなりに
しっかりした仕様の
建物だと想像致します。

後から内装をめくるなんて
とんでもない。みたいな
高価な内装を選んでいたら
余計にコスパが悪い
断熱改修になります。

UA値を落とした際の
温度や光熱費シミュレーション
などは見せてもらったうえでの
予算削減案でしょうか。

ご自身が納得されれば
それでも良いと思いますが
私ならそういう提案は致しません。

基本的に断熱材を厚くすると
建築会社は後で儲かりません。

断熱を薄くして暖房冷房の
設備を沢山入れておくから、
後で儲かる様になります。

断熱材はメンテナンスが発生
しませんが、設備はメンテが
発生してくれるからです。

UA値0.3を切るまでは、
設備に走らず断熱だけに
お金を掛けたほうがコスパはいい。
(6地域の場合)

UA値0.3だと、付加断熱の
ハードルが出てきますが、
それこそやった方が良い。

断熱削って予算を確保!

逆です。
お金を掛けたくないからこそ
断熱にお金を掛けるんです。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー