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長い春を家に迎える

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

年度末ですね。
明日からは令和3年度

新生活を迎える方も
いらっしゃるかと思います。

子どもが4人いる我が家は
毎年卒業や入学入園が、、、

去年は卒園入学、
その前は入園
その前はお休みで
その前は入園卒園入学

今年も入園があります。

大変ですね。

さて、最近はこの誤解も
少なくなってきましたが、
高気密高断熱住宅は、
中間期には特に役に立たない?

というお話です。

春や秋は断熱があっても、
特に何も暮らしは変わらない。

と思っている人、いません?

ちょっと違うんですね。
春や秋の中間期には、気温の
日較差という物があります。

例えば岐阜県岐阜市の3/30は
最高気温が23.1℃
最低気温が11.6℃

23.1℃は暖かいですが、
11.6℃は寒いです。

この差を日較差と言います。

断熱が本当にしっかりした家だと
この気温の平均値で、一日の室温が
流れていきます。16.7℃ですね。

それに日射取得や内部発熱があれば
家の中は平均して24℃くらいに。

夏に向けて太陽高度が上がるにつれ
日射取得は少なくなりますので、
その絶妙なバランスを取れれば、
高気密高断熱住宅の春は、
2月中にやってきます。

2月中に暖房のスイッチをOFFに
出来るという事ですね。

勿論、パッシブデザインが重要。
日射の取れる敷地かどうかも重要。

そして、冷房を入れない期間を
梅雨入りまで引っ張る事も可能。

つまり、3月から6月まで、
家の中はずっと春になります。

高断熱住宅の夏は3月から
始まるという方もいます。

日射遮蔽がうまく行かないと
3月くらいから冷房を付ける事に。

日射取得がうまく行かないと
4月いっぱいまでは暖房が必要。

中間期の温度コントロールこそ
設計者の能力が試されます。

弊社のお客様の3月の温湿度
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2021/03/d5153a4dbf5d5aa4505eca006a8971a6.png}

無暖房無加湿でこんな感じ。
本当に緩やかな三寒四温。

冷暖房機器を使って快適なら
誰だってできます。

冷暖房機器の無い状態で
如何に快適な室温を作るか。

是非、あなたのおうちにも
長い春や秋を迎えてあげて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー