凰建設の森です。
本日も打ち合わせ。
市街化調整区域や農地に
家を建てるのは、大変。
思わぬところで、
障害が出てきたりするので
慎重に進めなければ。
という内容の打ち合わせでした。
はてさて、無事に家が建つか。
私も許可が降りるまではドキドキ。
お昼からは、図面描き。
楽しい図面はどんどん進みます。
早く見てもらいたいなと
思う反面、もっと時間をかけて
細部まで検討したいという思いも。
住まい手のやりたいことを
うまく自分の中に落とし込めると
すごく楽しいですね。
間取りを考えているとき、
いつも悩むのが、
住まい手がどのくらい、
高断熱の家を信じてくれているか。
例えば、
こんなことしたら寒いんじゃ、、、
とか、
こんな間取りだと湿気るんじゃ、、、
という心配をどの程度、
不要だと信じてくれているか。
世の中には色んなレベルの
高断熱の家があります。
そして高断熱を謳いつつ、
吹き抜けはやっぱり寒かったとか
北側の部屋は寒かったとか、
水廻りはカビやすかったとか
そんな情報は世の中には
掃いて捨てるほどあります。
どの程度まで断熱すれば、
そういう心配をしなくて済むの?
という疑問は、住まう人
ほぼ全員が抱くものになります。
心配ですよね。
性能を上げることと、生活の質は
シームレスに比例して上がります。
UA値0.47までは寒くて、
0.46になったらいきなり暖かい。
なんてことはありません。
そしてどこまで性能を上げれば
良いかというのは、
その人その人で答えが違います。
0.4台で十分な人もいれば、
0.3台じゃないとダメな人も。
0.2台の人もいます。
稀に0.1台もいますが、、
家の形によっても違います。
同じ0.4でも、総2階と平家では
体感や光熱費は変わります。
そういうのを色々含めて、
その人にとって最適な、
性能数値をデザインする。
それができるかできないかは、
やっぱり経験が物をいいます。
心配であれば、オーバースペックで
作っておくのが安全牌です。
でも、それを言うと全ての人が
パッシブハウスに住みましょう
としか言えません。
2021年現在であれば、
やっぱり、人それぞれにとって
必要な性能を個別に
割り出すほうが、現実的。
で、そうやって、性能を算出しますが、
やはり、信じられるかどうかは、
人それぞれです。
うちで多いパターンは、
ご主人、信じてる。
奥様、半信半疑。
そりゃそうです。
家で家事をすることが多いのは、
残念ながらまだまだ女性。
(男性も頑張って家事をしましょう)
室内干しで乾くと言われても、
本当にそうかなぁ、、、
って思ってしまいます。
気持ちはよくわかります。
だけど、念のためにとつけておく
ベランダの予算を断熱に回せば、
さらに洗濯物はよく乾くんです。
物干し部屋とファミクロは
湿気ると嫌だから分けようと、
小分けにしてそれぞれが広くする
予算を一部屋にまとめれば、
トータルの面積は狭く、
そして使いやすい部屋になるんです。
ロフトは暑くないから、
書斎や子供部屋、
セカンドリビングでも使えるし
玄関入っていきなりリビングでも
暑さ寒さの問題はありません。
仕切っておかないと寒い
という意味での間仕切り壁は
全くなくても良くなります。
問題は、そこまで信じ切れるか。
自分が住むのであれば、
迷わず家中ワンルーム。
仕切りたいというのは、
視線を切りたいとか、
音を遮断したいという
部分だけになります。
断熱の力を信じてないと、
家が不要に大きくなります。
家が大きくなると、
更に沢山の冷暖房エネルギーが
かかります。
そこはちょっとした悪循環。
横浜で仕事をしていた時は、
土地の形を見れば家の形は
決まったような物です。
うーん、あなたの家は、
31坪までしか建てられない!
みたいに。
その時はある意味よかった。
家を広くできないから、
家を広く使う工夫をします。
家の断熱というのは、
家を広く使える特効薬。
岐阜の方ですと、
100坪でも建てられますよ
みたいな土地がいっぱい。
やっぱり広くしておいたほうが
安心かしら?って思いがち。
できれば、断熱の力を
信じて欲しいなあと、
いつも思いながら、
図面を書いております。
信じるかどうかは、
もちろん、あなた次第。
参考にしてくださいませ。
