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網戸いる?いらない?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は市役所での打合せ。
岐阜の中でも特殊な場所で
家を建てる案件について、
景観についてアドバイスを
受けるという用事です。

建物の形、素材、色等が
街並みと調和するかどうか
有識者さんの意見を聞く。

懸案だった太陽光発電を
載せても良いかどうかは
なるべく目立たないようにね
という事でOK。

計画が前に進みそうです。

公共の利益(街並みの統一)と
自己の利益(好きにしたい)の
折り合いをつける。

本当はやって当然なのかも。
統一感があればあるほど、
街並みの魅力が上がります。

だけど、価値観が多様化し、
家のデザインの好みも色々。

放っておくと街並みはバラバラ。

難しい問題ですね。

さて、本日の話題は網戸。

高性能住宅なら網戸は要らない。
って、聞いたことは無いでしょうか。

網戸は通風で涼を得る際に、
虫の侵入を防ぐための物。

高性能な家は夏に通風なんて
しないから網戸は無くてもいいよ。

という理屈ですね。

真夏はその通りです。
梅雨が明けてから9月いっぱい
位までは、エアコンの連続運転が
望ましいです。

しかし、4月から梅雨入りまでや
10月~12月というのは、
花粉が気にならなければ、
窓を開けて生活するのも良いものです。

秋口のナイトパージは、多少
風を感じるくらいが気持ちいい。

だから、開ける可能性のある窓は
網戸があった方がいいと思う。

明ける可能性の無い窓であれば、
FIXにしておいた方がいい。

樹脂窓になってからは、
あまり起きなくなりましたが、
高断熱住宅黎明期においては、
西面に使ったアルミ樹脂複合サッシが
5年位開けずに放置した結果、
気密パッキンが西日で溶けて
サッシをしっかり接着してしまい
窓が開かなくなってしまった
というような事件もありました。

あと、窓の網戸は窓の性能にも
大きく関係してきます。

引き違い窓やドレーキップ窓だと
網戸の位置はガラスより外。

冬季は網戸を外しておかないと、
日射取得を遮ります。
↓     ↓
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折角日射取得率が60%もあるような
窓を選んだとしても、更に4割引きで
日射取得率が30%台まで落ち込む。

ガラス面積の大きな窓程、
影響が大きいので侮れない。

結局いるの?要らないの?
の答えは、あった方がいいけど
季節によっては外してね。
が答えになります。

窓は住宅にとっては
機能部材になります。

あなたの希望、あなたの敷地に
合わせた窓を設計してもらってください。

隣の家が迫って建ってるのに、
大開口窓が付いているとか、
よくありますからね。

お気をつけて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー