凰建設の森です。
本日は朝、地鎮祭。
お昼前から、お世話になっている
団体さんのイベントがあり、
来賓として呼んでいただきました。
↓ ↓
%url1%{https://youtu.be/QkHLfEgUgGQ}
これですね。
リアルで見るのと動画では、
やはり全然違います。
その後打ち合わせ。
今日も1日があっという間に
過ぎて行った感じがしました。
さて、本日の話題は、
地鎮祭の時にお施主様が
お話をされたことから。
地鎮祭の際、
建築会社のスタッフさんに
あなたが挨拶をするとしたら、
どんなことをお話しされます?
家づくりに至った経緯であったり
建築会社を決めた理由。
自分のこだわりであったり
怪我のないように、みたいな
感じが通例かと思います。
本日のお施主様も、
家づくりの背景をお話し
いただきましたが、
そこで、家を建てるための
土地を代々守っていただいた
ご先祖さまへの感謝の言葉が。
地域で長く続く、家の方。
今、住んでおられる家も、
歴史のある立派な建物で、
受け継がれながら、今まで
時を超えてきた家になります。
土地や家を受け継いでいく、
という感覚が今の日本人に、
どのくらい残っているかと言えば、
たぶん、そんなに強くないかと。
新しく家を建てる方も、
少なくない割合で、
土地を探してからの家づくり。
その場合の土地は、思い入れが
あるという感じではなく、
商品として購入したものです。
しかし、何代にも渡って、
受け継がれてきた土地に、
家を建てるとなると、
その土地に対する思い入れは
やはり購入した土地よりも
大きなものになります。
そして、自分がそういう土地を
持っているということは、
自分もまた、これからの
子孫に対して、土地を
受け渡していくという感覚を
自然に身につけていることが多い。
本日のお施主様もまた、
そういう感覚を自然と
身につけているからこそ
ご先祖さまへの感謝と、
建物を受け継いでいく覚悟を
お話しされたのだと思います。
折に触れてお話をしているように、
私の作る家は、永く住んでいただける
というのがテーマになります。
後でお金がかからないように。
そういう観点で、弊社の建物を
選んでいただけたのだなと、
再確認でき、身が引き締まる思いでした。
断熱さえ入れていればいいわけでもなく、
耐震さえやっていればいいわけでもない。
湿気に対する耐久性も大事だし、
一生使える部材と、交換が必要な
部材を分けて考えることも大事。
建物を何年使う想定なのか。
20年でよければ、設備の寿命が
建物の寿命になります。
40年使うと、サッシの交換を視野に。
50年だと屋根の吹き替えを
住みながら安全にできるような
構造にしておかねばなりません。
80年だとコンクリートの耐久性も
気にし始めてもいいかもしれない。
100年以上を目指すかどうか。
荒唐無稽に思えるかもしれません。
しかし、住宅を100年使うのが、
荒唐無稽に思える常識の方が、
人類の近代住宅史の上では異常。
日本だって戦争前は、100年は普通。
今現在の日本以外の先進国でも
100年以上は別に普通のことです。
77年前から今までの日本人だけが、
住宅は100年持たないという
常識の中で生きてきているんですね。
もし、住宅が200年くらい普通に
住めるという社会が実現したら。
今まで30年で建て替えるアパートを
3000万円で作っていたとします。
毎年の利益が100万円でトントン。
できれば毎年の利益は200万円くらいは
欲しいところですよね。
6000万円で、200年住める
アパートであればどうか。
毎年の利益は30万円でトントン。
100万円ずつ利益が出れば、
200年分の利益はすごい額に。
だから、海外でアパートを
所有している人というのは、
どんどん資産が雪だるま式に
増えていく仕組みなんですね。
住むということに対する、
あらゆるコストを下げられる。
同じ給料であっても、
可処分所得が増えていく。
住宅の耐用年数が上がるほど、
その国の国民は豊かになるんです。
でも、多くの人はそういう家を
建てません。自分の中にそういう
常識が存在しないからですね。
かくして富める人は更に富み、
貧しい人は更に貧しいスパイラルに。
世の中、なかなかうまくいかないなと。
良い家は後世の人間を豊かにします。
A society grows great when old men plant trees
whose shade they know they shall never sit in
西洋の諺だそうですが、
同じような言葉は東洋にも。
前人栽樹,後人乗涼
その時代の人々が、
後の世代のことを考えて
行動すれば、世の中は
豊かになるんです。
果たして私は、そういう
ことができる人間であるか。
これからも自問しながら、
家づくりに関わって
行きたいと思いました。
