凰建設の森です。
本日は広島です。
全館空調設計講座
早いもので今回で
折り返しになります。
ここ数日悪戦苦闘していた
原稿と全館空調設計講座の
内容でだいぶ余裕がなく
色々やらかしながら
今日まで来ましたが、
お盆までなかなか落ち着かない。
さて、本日の話題になりますが
天井高さの話になります。
天井の高さについては、
さまざまな考え方があります。
その昔、戦後の住宅難の時は
とにかく材料をケチって
家を建てていました。
当然柱の長さは最低限。
10mの木から3mの柱は3本
2.5mの柱は4本取れますからね。
ということで、昔のバラックは
天井の高さが低かったです。
それを見て育った世代の価値観だと
天井が高い方が高級に感じる。
ということで、2000年代くらいまで
天井は高い方がいいという
風潮でした。
しかし、高い天井の家がひとしきり
行き渡りますと、今度は高さを
抑えた家のかっこよさというのが
脚光を浴びるようになります。
窓の上から軒までの幅を
家のおでこと呼んだりしますが、
おでこの狭い家がかっこいい。
ということで2階の天井高さは
ぐっと抑えていきましょう。
という家の作り方が増えてきました。
2階もそうですが1階も階高を
抑えた方がプロポーションの
良い家になります。
吹き抜けや勾配天井を生かして、
高さを演出する部分と低くする
部分のコントラストをつける。
基本の天井高さは2.2mや2.1mに。
私もかっこいいと思います。
2.2mであれば、窓や内部の扉を
天井までのものにすることも可能。
そのほうがデザインとして良い。
やりたい。
しかし、ここで問題が。
キッチンの換気扇になります。
同時吸排気型の換気扇の場合、
2.2mの天井高さにつけてしまうと
下端が下がりすぎる。
特注すればいい。
普通の換気扇にして
差圧給気口や連動給気口を
付ければそれでもいい。
しかし特注品をつけると
レンジフードは消耗品。
生涯特注品を使い続ける
ことになります。
差圧給気口でもいいけど、
熱損失的にはやっぱり
同時吸排のほうが、
ショートサーキットが
短いために有利。
性能か、デザインか。
細かいところではありますが、
どちらを取るかを悩みます。
あなたなら、性能?
デザイン?どちらを選ぶ?
