凰建設の森です。
本日は朝から草刈り。
午前中に耐震診断。
お昼からはZOOM研修
(話す側)
なかなか忙しい日でした。
諸々終わって19時過ぎ。
という事であきらめて
ゆっくりメルマガを書いてます。
さて、本日の話題は、
耐震診断の家の話題。
築40年、祖父母の家を
受け継いだ。LDKだけ
簡単にリフォームして
今は住んでいる。
家の前がバス通りで、
バスが通るたびに、
すごく揺れる。
今後、この家に50年
住んでいく予定だけど、
耐震的に大丈夫なのか?
と心配になり申込。
家自体はしっかりしてる。
当時にしては珍しく、
コンクリートの布基礎。
土台は栗の木。
間仕切壁にも土壁。
天井までの手抜きじゃなく
桁までみっちり土が入ってる。
頂けないのは、
点検口が無い事。
まだギリギリ幅25cmの
スリットが天井裏に向けて
あったから良かったようなものの
それがなければ写真すら
撮れませんでした。
屋根は無断熱。
曇りの日の午前中でしたが
屋根裏から撮った
野地板の温度は43℃。
東に向いた窓から入る熱で
廊下の床温度も40℃。
祖父母が住んでいた家が
空き家になったから移り住む。
LDKだけでもリフォーム。
耐震も心配だから診断を。
やっていること自体は
間違いではありません。
しかしやっている順番が残念。
家に引っ越してくる前に、
耐震診断でしょう。
LDKをリフォームする際、
耐震補強だってできた。
ついでに温熱環境を
整える事も出来た。
でも、お金を使ってしまった後では
もうそのまま住むしかない。
これから計算ですが、
恐らく評点は0.1~0.2。
(耐震等級1の1割程度の強さ)
大地震が来た時には、
まあまあの確率で倒れそう。
材料はいいものを使ってる
それだけに、勿体ない。
家の中を2時間弱、ウロウロと
しただけで滝のような汗。
50坪くらいの広い家。
だけど冬は2階で暮らし、
夏は1階で暮らす生活。
実際に使っている広さは
全体の半分くらい。
大きな家を建てて、
家屋内遊牧民みたいに住む。
昔はそれしかなかったけど、
今はもっと選択肢がある。
暑い寒いを防ぐ事にも
気を回せたはずでした。
家を毎世代住み継ぐことは
素晴らしい事だと思います。
しかし、毎世代、表面的な
リフォームだけで終わっては
いつまで経っても、暮らしの
質は上がっていきません。
折角残していただいた家。
骨組みを作る先々代。
耐震と断熱をやる今の世代。
素敵な内外装にする後の世代。
豊かな外構を作る更に後。
そんな風に、建物の価値を
上げ続けて行けるような、
受け継がれ方ができると、
いいのになと思いながら、
耐震診断をしていました。
自分の世代で完結する
必要なんてないんです。
家に向き合う時は長い目で。
バトンを渡す事も考えて。
そう考える人が多ければ、
日本の住環境は、次第に
良いものになっていきます。
どうぞよろしくお願いします。
