凰建設の森です。
本日は、事務所メイン。
栃木でRaphael設計さんの
空調システム見学会があり、
皆さんそっちに遊びに
行かれておりまして、
本当は行きたかったのですが、
地域の小中学生の
発明くふう展の審査員を
やる為に、岐阜に居残り。
見たかったです、、、
発明くふう展は、なかなかに
見ごたえのある物も多かった。
子ども達なりに頑張って
考えた形跡があります。
ただ、残念に感じたのが審査員。
・大人の理解できる物
・完成度の高い物
があからさまに評価上位に。
魚釣りマシーンなるものが
展示されており、釣り糸を
巻き上げながら車が走る事で
魚を引っ張り上げるという
カオスな発明品でした。
発明協会さんの先生は
「面白い」と県の展示に
推薦しようとしたのですが、
市の偉い人などは、こんな
意味の分からないモノは、
市の代表の一つには加えられない。
みたいな事を言い出して、
他の物に変更するかと思いきや
推薦4枠のうち、1つを該当なしに
して、今年は3枠推薦で行こう
みたいなことを言い出した。
発明って、発明された時点では、
どうやって役に立つのかが
分からないものの方が多い。
弱い粘着力の接着剤が発明を
された時には、まだ誰も
使い方なんて分からなかった。
しかし、今はポストイットとして
世の中の役に立っています。
審査員のじいさんが、自分の
常識の中から外れている発明を
排除したり、自分の枠の中に
納めるために改造しようとしたり、、
そういう人が発明展の審査員なんて
やってはダメでしょう。
市の偉い人がそのスタンスだと、
今後、自治体はその人の器の
縮小再生産みたいな人材しか
認められなくなっていきます。
枠があるんだから推薦してやれば
いいじゃないかと思いません?
あなたがその発明の価値を分かって
いないだけで、私は面白いと思った。
私は推薦すべきだと発言した。
後は市の人が判断するという事で
棚上げになりましたが、
恐らく偉い人に忖度するんだろうな。
賞を貰ったりすることで、
その子が発明を楽しいと思えて、
そういう道に進んだとしたら、
将来世の中が変わるような発明が
なされるかもしれません。
小さなやる気をなぜここで潰す
必要があるのでしょうか?
というのが本日の愚痴です。
日曜日にまた表彰式に行ってきます。
さて、本日の本題は、
設計のお話になります。
パッシブ設計とかっこいいデザイン、
両立するかどうか問題というのが
世の中には存在します。
というのもですね、
パッシブ設計の基本は
南面の日射取得と遮蔽。
日射取得のためには、
南面に余計な凸凹は
ない方がいいんです。
なるべく広い南の壁、
日陰を作る物は無し。
当然、南面はのっぺりします。
凹凸のあるデザインは避けたい。
平面を基調としたデザインが
好きなのであれば、パッシブと
デザインは両立すると言えましょう。
しかし、そういうデザインが
好みではなかった場合、
パッシブとデザインは、
その人にとっては、
どちらかを選ぶトレードオフの関係が
生まれてきます。
これが悩ましい。
「あそこの会社のデザインみたいな
感じで建てたいです」
という要望はよく頂きます。
勿論それは可能です。
ただ、それが凸凹ありきの
デザインをする会社だった場合、
そして南側が開けている場合、
更に南面が良く見える敷地の場合。
日射取得を取るか、遮蔽を取るか。
パッシブ設計が十分に出来ると、
お正月に里帰りをしている間に
無暖房で浴槽に水だけの状態で
家の中はこんな感じの温湿度に
なったりします
↓ ↓
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水を張らなかったらもっと
温度は上がっていたかと。
だから、いつもヒアリングで
聞きます。あなたは自分の
好きなデザインとパッシブ設計が
矛盾することになった場合、
どちらを優先しますかと。
優先順位の高いものに
点数を振り分けてもらう感じです。
太陽は無償で私たちに暖かさを
恵んでくれています。
それをわざわざ遮るのが
勿体なく思えてしまうんですね。
さて、さて、あなたなら
どちらを優先したいと思いますか?
