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台風!換気は止めるべき?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日から全館空調設計講座、
改め
住宅空調設計講座in神奈川
が始まります。

あすなろ建築工房の関尾さんが
動いてくださり実現しました。

最後は人数調整に少し苦労を
しながらもなんとか開講。

また来年関東地方でやりますので
少々お待ちいただければと。

さて本日の話題は、台風の際に、
換気は止めたほうがいい?

という件についてです。
ご質問というか、リクエストを
頂いたテーマですね。

台風の際は雨が横や下から
降ってきますので、
こういう外部フードが付いている
場合はダクト内に雨水の侵入を
許してしまう可能性もあります。
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/09/4a31fb5ea2218b10e949cc8ba2bfac14.png}

例えば風速20m/sの風が
壁に当たると、200Pa近い
正の風圧がかかります。
風下側だと100Pa近い、
負の風圧がかかります。

換気扇の静圧は、
第一種換気の物で200Pa程度
第三種換気の物は60Pa程度。

第三種換気の排気が風上側に
ついていたとすると、
換気扇が負けて風が中に
入ってくるという事も
普通にあり得る話に。

特に、住宅の気密性能が低く、
風下側で引っ張られる圧力で
空気が沢山抜ける家である程、
風上側で雨水侵入は起こりやすい。

なので、第三種換気で、
気密が取れていない家ならば
台風の圧力が勝手に家の空気を
入れ替えてくれたりしますので
換気扇を止めて、ガラリを
塞いでしまってもOKという事に。

第一種換気の場合は、台風の風に
それなりに抵抗できる力が
ある機種が多いので、
そのまま動かし続けても
いいと言えばいいのですが、
それでもやはり風向きや、
ガラリの取り付け位置など、
様々な要因により、風と、
換気が拮抗してしまったり、
第一種換気でも気密が取れてないと
換気よりも風の影響による
空気の入れ替えが勝って
しまったりしますので
何とも言えません。

ケースバイケースの
要素が多すぎて何とも
言えないというのが正直な
所ではありますが、
ものすごくざっくりな
一般論にしてしまうと、
↓     ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/09/6bb812330b06603e60a8ff7535766e94.png}

こんな感じでしょうか。
ただ、2階についている屋外の
ガラリなんてどうしようもない。
そこらへんはできる範囲で
やっていただければと。

ちなみに弊社のお施主様であれば
台風の時に換気を止めたり
給気口を閉じたり、外で換気の
ガラリを塞いだりという事は
不要だと思ってください。

ちゃんとそういう事も含めて
換気空調を設計してますから。

次の台風の参考にしてくださいませ。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー