凰建設の森です。
本日は現場の検査日です。
各工程ごとに、断熱の
欠損が出来ていないかを
検査しております。
最近は殆ど指摘をせずに
済む様になりましたが、
それでもちょこちょこと
指摘事項が出たりします。
本日も直径3cmほどの、
筒状の断熱欠損を発見。
それがあるからと言って、
体感が目に見えて変わる
という事はありませんが、
本来断熱材で充填されるべき
空間が静止空気層なのと
断熱空間なのではやはり
違いはゼロではありません。
重箱の隅だなぁと思いつつ
検査をしております。
さて、本日の話題は、
外壁の素材についてです。
弊社の施工事例で、
圧倒的に多いのが、
ガルバリウムの外壁。
シームレスな塗り壁も
かっこいいと思います。
木目の板壁もかっこいい。
しかし、圧倒的に多いのは
ガルバリウムの外壁です。
なぜ、こうもガルバ率が
高いのかといいますと、
その耐久性になります。
ガルバリウム鋼板の
弱点と言えば、錆です。
塩害のある地域などは、
定期的な洗浄が必要。
しかし、海なし県の岐阜だと
ガルバの外壁というのは、
文字通り圧倒的に痛まない。
弊社が初めてガルバの家を
建てたのがもう30年前。
その後、その家はまだ1度も
外壁のメンテナンスをせず
今に至ります。
しかし時を同じくして、
窯業系外壁材という物が
一世を風靡するように。
いわゆるサイディングという
外壁材の事ですね。
弊社の施工事例も、
90年代から2000年代に
掛けてはサイディングの
家が多く建てられました。
ガルバの家もちょこちょこ
建ってはおりましたが、
柄も色も数パターンしかない
ガルバの外壁よりも、
何百という種類から選べる
サイディングの方が人気。
まだその頃はメンテナンス性に
天と地ほどの違いがあるとは
気づいていなかったんですね。
2000年代後半くらいになると
サイディングの家が10年程度で
みすぼらしくなることが分かり
また次第にガルバの外壁が
増えてきました。
2010年に従弟の家を建てる時
本人はサイディングを希望した。
私や従弟の両親はガルバを勧めた。
結局サイディングにしましたが、
丁度今年、外壁のメンテを
することになりました。
幸い、メンテに向けての積み立ては
ちゃんとできていたので良いですが
これが寝耳に水の出費だったら、
凄く嫌な気持ちになるはずです。
2022年現在、サイディングの
採用率は弊社の場合年に1件
あるかどうかになります。
8割がガルバリウム、
残りの2割が塗り壁や板壁。
デザイン的には、ガルバ以外の
物ももっとやってみたい。
しかし、ランニングコストも
含めた外壁の生涯コストを
考えると、その差は歴然。
それこそ60年みたいな単位で
生涯コストを考えていくと
500万円以上の差が付く事に。
我が家はガルバじゃないから
子どもの大学は諦める、、、
そんなギリギリで家を建てる
という人はいないと思いますが、
そのくらいの金額の差が付く。
海なし県のガルバリウムの
外装ってそういう感じに。
お施主様が、板張りや塗り壁を
やってみたいというご希望が
あれば喜んで対応しますが、
こちらからごり押しするのは
ちょっと気が引けてしまいます。
ちなみに、
「昔はダメだけど今の
窯業系外装はそんなことない」
という言葉は、かれこれもう
20年くらい聞いております。
確かに耐久性は少しずつ
上がっているようにも見える。
しかし、素材の壁を超えるほど
耐久性が上がっているかというと
全くそんなことはありません。
30年保証ってあるじゃないか
↓ ↓
%url1%{https://www.nichiha.co.jp/products/premium/30years/}
はい、変色は確かにそうですが
本体の割れ、欠損、反りは10年保証。
亀裂などのクラックは2年保証。
窓周りにどうしても出るシールは15年。
その他大事な事は別のファイルに
細かい字で書いてあるのが常
↓ ↓
%url2%{https://www.nichiha.co.jp/products/premium/hosho.pdf}
素材への信頼性がまるで違う。
でも、シームレスな塗り壁の家も
もっとやりたいなと思う。
さて、あなたなら、どちらの外壁を
選ばれますでしょうか?
