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22℃でも寒い?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はオンラインでの
打合せが多かった。

オンライン打合せも
対応しております。

さて、本日の話題は、
体感温度について。

家の中の環境を決めるのは
室温が支配的ではあります。

ただ、室温は最も大きな
要素ではありますが、
それだけで体感温度が
決まる訳でもありません。

体感温度を決める指標
という物が幾つかあります。

最も多くの要素を含み、
最も有名なのがPMV。

気温
放射(壁体温度)
気流
湿度
活動量
着衣量

の6要素を元に、
暑いと感じる人の方が
多いのか、
寒いと感じる人の方が
多いのかを予測します。

PMVゼロが何も感じない
PMVが-0.5を下回ると寒い
PMVが+0.5を超えると暑い

気温22℃
放射22℃
気流0m/s
湿度50%
1met(座っている)
1clo(冬の室内着)

くらいの感じだと
PMV=-0.31
まあまあ良い感じです。

これでまあまあ良い感じ。
気流が0.5m/sになると
PMV=-0.89
少なくない人が「寒い」
と感じる環境になります。

家の中に風がある状態
というのは、暖房にとっては
あまり歓迎できないんですね。

上に更に1枚羽織ると、
1.3cloくらいになりますが
そうするとPMV=-0.38で、また
まあまあ良い感じになります。

しかしソファなどで、
寝てしまって、活動量が
0.7metくらいに落ちると、
PMV=-2.18となり、
夜中に寒くて起きる事に。

起きて家事をするために
動き回ると1.7metになり
PMV=+0.17となり
またまあまあ良い感じに。

これらの暑い寒いは、
いずれも22℃の環境で
起きる事になります。

人間の体感は個人差が
ありますが、22℃の環境だと
基本的には丁度いいか、
少し寒さを感じるか
という事になります。

同じ室温22℃でも、
暖房器具をエアコンから
薪ストーブに変えると
気流感がゼロになるのと、
放射環境が変わるので、
全然違った結果になります。

気温22℃
放射28℃
気流0m/s
湿度50%
1met(座っている)
1clo(冬の室内着)

これで
PMV=+0.53になり
どちらかというと
暑いと感じるように。

着衣量を0.67clo
(夏の室内着)
程度にすると、
PMV=+0.02となり
凄くいい感じに。

WHOが家の中の環境を
18℃を下回らないように
と言っておりますが、
風がガンガン吹き荒れる
18℃と、輻射暖房による
18℃では感覚が違います。

高断熱住宅にして、
室温が高くなった後は
更なる快適性を求めて、
湿度や気流感、輻射環境を
整えていくといいと思います。

弊社のモデルハウスの暖房を
薪ストーブにしたのも、
そういう環境を体験して
いただけるようにという意図。

是非、ご自宅でも
色々やっていただければと。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー