凰建設の森です。
本日はZOOMでの打合せ。
内装材の質感の確認とか
そういうのはZOOMでは
なかなか難しいですが、
図面の打合せであれば、
ZOOMはそれで事足ります。
私は2017年からずっと
凰建設ではない仕事で
ZOOMを使っておりますが、
コロナ以降、オンラインでの
ミーティングが一気に世の中に
浸透したおかげで、
こういう打ち合わせが
抵抗なく出来るようになりました。
こうして世の中は
少しずつ変わっていくのでしょうね。
昨日のメルマガの中で
集団自決という言葉を
使ったところ、色々な反応が。
感想での叱咤激励(タレコミ?)
ありがとうございます。
ちなみにこれ、私が
言い出したことではなく、
こちらからの引用です
ご存じかとは思いますが、、、
↓ ↓
%url1%{https://news.yahoo.co.jp/articles/0884880f2de00da4f608f81005816dde29dd7282}
良くも悪くも社会に一石を
投じる発言だと思いますが、
感情をゼロにして合理的に
考えてしまうと一理ある。
1970年代に25%程度だった
国民負担率は今や50%近く。
年収100万円稼いだとして、
当時なら75万円を自由に使えた。
今だと50万円しか自由に使えない。
このままだと老いも若きも
共倒れになってしまいます。
老人世代の方が苦しい生活を
しているのであればまだ分かるが、
65歳以上の世帯の平均貯蓄額は
2500万円。
高齢者世帯のうち、2割が
貯蓄額4000万円以上。
現役の高所得世帯の児童手当は
削減するのに、高齢者の富裕層
への年金はカットしない。
高齢者が富み、若者が貧しくなる。
それを是とする社会の仕組み。
未来の事を考えると、
生産性が無く、出費ばかりが増える
高齢者世代を切り捨てるべきだ。
という事ですね。
だけど私は自決を強いるのも
自分が自決するのも避けたい。
だから、そういう事を
言わなくても済むような
社会を何とか作れないか。
と模索するわけですね。
人は自分が出来る範囲外の事や
他人の行いに対する評価については
雄弁に語りますが、では、あなたは
何をするの?と聞かれると、
多くの人が、うっ、、と詰まる。
私は私が出来る事を粛々とやる。
高性能で将来負担の少ない家を建てる。
その家の建て方を同業他社に教える。
高性能な家の必要性を社会に訴える。
あなたは、未来の社会をよりよく
するために、どんなことをしますか?
社会なんて変わらなくてもいいと
思うのであれば、やはり共倒れ。
難しい所ですね。
と、ここまでが前段のお話。
本日の話題は家づくりにおいて
やってはいけないと私が
心に決めている事について。
それが、
「家が大きくなったから断熱を薄く」
になります。
家の快適性や暖房費は、
断熱性能×大きさ×内外温度差
で決まると思っていいです。
内外温度差は、住む地域を
変えない限りは変わりません。
大きさについては、外皮面積より
家の床面積の方が分かりやすいので、
性能をQ値で表してみますが、
Q値が2.0W/m2Kの家(UA値0.5相当)
面積が100m2(30坪)の家
内外温度差が15℃だとすると
2×100×15=3000W
3.2kWのエアコンが定格で動けば
家全体が温まる計算です。
え、30坪じゃあちょっと狭くない?
みたいな事は打合せ中、よく起きる。
じゃあ35坪(116m2)にしてみましょう。
すると、3000Wだった暖房負荷は
3480Wに増えて、エアコンのサイズを
もう一つ上げなくてはならなくなります。
しかし、
35坪ってお高くなるんですね。
5坪の差額300万円をどこかで削りたい。
みたいな事もよくおきます。
そうだ、断熱を削ってみましょうか。
Q値を2.5程度まで悪くさせれば
その差額は何とか吸収できるかも。
いいね、それナイスアイデア。
2.5×116×15=4350Wとなり、
うーん、エアコンは5.6kWにするか。
みたいな話になります。
もし、3000Wのままのエアコンで
過ごしたいのであれば、
3000÷116÷2.6≒10℃
という事で、想定よりも5℃
室温の低い環境で過ごす事に。
入口の打ち合わせは高断熱。
しかし、図面を描いたり
断熱仕様を決めた後は、
全然別の家になっている。
これは断熱住宅あるある。
30坪を35坪にした際、
光熱費を変えたくなければ
3000÷116÷15≒1.7
つまり断熱性能も
2.0から1.7に強化しないと
辻褄が合わない訳ですね。
60坪のQ値1.0
(断熱等級7相当)の家と
30坪のQ値2.0(等級5相当)
の家というのは、快適性や
暖房費は同じという事です。
家の大きさや地域性を考慮せず
断熱性能だけで、話をしても
ダメだし、打合せ中に
当初予定よりも家の大きさが
大きくなるのであれば、
断熱性能も合わせて強化せねば
思った通りにはならない。
だから弊社の断熱性能は
バラバラになります。
大きな家こそ等級7
小さな家なら等級6
だから大きな家の金額は、
断熱強化も相まって、
すごい金額になっていきます。
これ、プロじゃなくても
上記計算式で分かります。
これからの時代、大きな家でも
小さな家でも、家の暖房負荷を
3000W以下くらいに納めないと
電気代が高すぎてやってられない。
これは6畳用エアコン1台で
家中を暖房出来るくらいのもの。
あなたの家の最適な断熱性能は
実はあなたの希望で決まるんですね。
知らず知らずのうちに、
悪手になってしまっている
という事もよくあります。
どうぞお気をつけて。
