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史上初の逆転

長く住める家

凰建設の森です。

本日は打合せ。
間取り決定後の打合せと
間取りと予算の打合せ。

両方とも平屋をベースにした
落ち着いたたたずまいの家。

しかし内装の雰囲気は
両者ガラッと変わるはず。

完成が楽しみですね。

さて、本日の話題は、
統計のお話になります。

毎年3月に締めたデータを、
国交省がちょこちょこ
出してくれています。

一番楽しみにしているのが
もうそろそろ出てくるはずの、
住宅市場動向調査報告書。

それに先行して、
建築着工統計調査という資料が
発表されています。
↓     ↓
%url1%{https://www.mlit.go.jp/report/press/content/kencha414.pdf}

昨年の4月から、注文住宅時代の
終焉というお話をしてました。

というのも、単月で、持家着工より
分譲着工の方が多い月が、2022年
はちらほら出てきたからですね。

結局1年締めてみると、
持ち家248万戸、分譲260万戸。
日本の歴史上はじめて、
1年を通して注文住宅よりも、
建売や分譲マンションの方が、
沢山建てられた年になりました。

恐らく、この流れはもう変わらない。
注文住宅はどんどん高値の花と化す。

ごく一部の限られた人だけが、
注文住宅を建てる事ができ、
殆どの人は建売や中古住宅を買う。

何も特別な事ではありません。
日本以外の国は全部そうだから、
普通に戻るだけです。

日本がこんなに注文住宅だらけの
国になったのは、住宅に設定される
最低基準が先進国中最も低かったから。
特に断熱性と耐久性、維持管理性。

それらの基準を上げていけば、
当然住宅を建てる時の工数は増える。
コストが上がっていくわけです。

注文住宅を買えないお施主様が増えて、
建売住宅に流れていくのは必然。

2020~2021は特にコロナボーナスで
注文住宅も分譲住宅も増えましたが、
ウッドショックをうまく乗り切れなかった
会社が急に元気をなくしてしまい、
2022の注文住宅は激減です。

夢のマイホームが欲しい。
しかし無い袖は振れない。
じゃあどうすればいいのか。

非常にシンプルな事ですが、
新しい家を買わなければいいんです。

実家に家が建ってるなら、
それを直して住めばいいし、
新しく土地を買うのであれば、
中古住宅を買って直して住めばいい。

最初から良質な中古住宅なら
直す必要すらないんだから、
物凄く得をする買い物になります。

一条工務店やスウェーデンハウスの
中古住宅が出たら教えてね。
って、色んな不動産屋さんに声を
掛けておいて、気長に待つ。

狙っている建築会社があるのなら、
その会社の中古住宅が出たら
教えてねって声をかけておく。

新築するよりも2~3割安く
買えるのであれば、ウッドショックの
前の単価で家を建てたのと同じ。

土地+新築なら6000万円。
築浅中古なら4500万円。
実家リノベなら3500万円。

人生において、2000万円、
余裕なお金があったら、
あなたはどうする?

老後に足りないであろう分に
回してもいいと思うし、
子ども達に良質な教育を
与えてあげる事も出来ます。

家を諦めるのは苦しい決断。
でも、名を取る代わりに実を取る。

50年後に人生を振り返った時、
これで良かったなと思えるのは
果たしてどちらでしょうか。

もうこのご時世、新築住宅を
諦めるのは恥ずかしい事じゃない。

むしろ、新築住宅に拘り続けて、
家の性能をどんどん落とし、数年で
「あなたの家は社会に要りません」
という烙印を押される家を
建ててしまう方が、
人生のリスクを上げるし、
恥ずかしい事だと思います。

それでも新築がよくって、
耐震断熱耐久性にこだわったら、
内外装にお金を掛けられなかった。

それでもいいじゃないですか。
そういう家なら30年後40年後、
いくらでもいい感じに
生まれ変わらせてあげられる。

小さい家ならリノベのコストも
どんどん安く済みます。

床面積だけ大きく、性能の悪い
家ほど、後に遺された人が
困るものはありませんから。

これから新築を建てるという方、
どうぞお気をつけて。

新築にこだわるほうが、
少数派になる時代に、
なってきていますので。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー