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連続冷房の賛否

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は新築現場の完成検査
および今週末の内覧会の準備。

ファーストプランが出来て以来
完成をとても心待ちにしていた
家になります。

色んな紆余曲折を経て遂に完成。

凰建設としては初めての、
佐藤の窓でのヘーベシーベ。

いい建物になったなと思います。

さて、本日の話題は、冷房の話。

本日の岐阜はとてもいい天気。
ですが梅雨明けはまだ先の様子。

しとしとといつまでも雨が降る
梅雨ではなく、快晴と豪雨が
かわりばんこにやってくるような
今年の梅雨ですね。

晴れていると冷房の調子がいい。
沢山の熱が家に入るので、
高断熱住宅でも冷房が止まらずに
動き続けて除湿をしてくれます。

高断熱住宅においては、夏の冷房は
連続運転というのが推奨される。

というのが、世間のイメージかと。
私の自宅のロフトエアコンも、
ずっと連続運転をしております。

しかし、一般常識として、冷房を
つけっ放しにするのは、
勿体ないというイメージがある。

人がいる時間だけ冷房を付けて、
人がいない時間は切っておく。
という生活をしている人の方が
日本には沢山住んでいます。

どちらが省エネかというと、
多くの場合では、人がいる時間だけ
という方が省エネになります。

高断熱化や、パッシブデザインは、
つけっ放しでも間欠運転と
同じくらいの消費エネルギーで
冷房を運転する為の技術です。

じゃあ、高断熱化したうえで、
間欠運転をしたらどうなるか?

そりゃあ勿論、もっと省エネに。

例えば昼間に太陽光発電で作る
電気を使ってエアコンをぶん回し、
夜、ご飯を食べ終えて家電による
発熱がなくなったくらいで、
エアコンをオフ。そして
翌朝また陽が登ったら付ける。

そうすると、エアコンが
買う電気を使って動く時間は、
3時間程度で済みます。

地球にも家計にも優しい、
エアコンの運転方法になります。

当然、夜間エアコンを止めるので、
換気に乗って高い湿度の空気が
家の中に入ってきます。

三種換気であっても一種換気であっても
夜間に湿度が高くなっていくことに。

温湿度はこんな感じで推移します
↓ ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0533.jpeg}

明け方の温湿度が28度70%
え、暑いんじゃない?
って思いますよね。

人は就寝時が最も安静で、
代謝も下がる事になります。

薄着で寝ているだけの状態だと
28℃70%は寒くないと感じる
人の方が多いくらいです。

第一種換気だと温湿度が
上昇する割合はもっと低い。

そういう生活をしてみてほしい
というわけではありませんが、
そういう方法もあるという事を
知っておく事は、悪いことでは
ないかと思います。

この方法をとるときの注意点
としては、24時間連続冷房の
前提で取り付けたエアコンだと
冷房能力が不足します。

2.2kWのエアコンが24時間
動くと、52.8kWhの
冷房エネルギーになります。

それを16時間の運転で
賄おうとすると、
52.8kWh/16h=3.3kW
となりますので、
3.2kWのエアコンが
適正という事になります。

逆に言えば、大きすぎる
エアコンを選んでしまった
という場合は、一日の中で
時間を選んでエアコンを
全力運転させ、後は
しばらく休ませるというのが
細かくサーモオフするよりは
たくさん除湿できることに。

高断熱住宅であれば、
エアコンは連続運転の方が
快適なのは間違いない。

だけど、省エネの観点からだと
長時間スパンでの間欠運転は
やってみてもいいと思います。

どうぞ、参考にしていただければ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー