凰建設の森です。
本日は、名古屋の
住宅空調講座10回目。
受講される方が
発表を行う日になります。
様々な学びというのは
アウトプットをすることで
初めて身に付きます。
今までなんとなくエアコンを
選んでいたとか、ソフトの
指示通りで入れていたとか、
なんとなくやれてはいたけど
自分の知識がこれで合ってるか
いまいち自信が持てない
という状態を、少しずつ
明確にしていくのが講座の狙い。
今後の空調設計が、根拠のある
自信を持ったものになると
良いなと思います。
さて、本日は空調に限らずですが
素人がプロを超える事は可能か。
というお話になります。
結論から先に言うと可能です。
可能な場合も多々あると
言った方がより正確でしょうか。
この場合、素人というのは、
顧客と読み替えても良いかと。
依頼する側が依頼される側より
知識や技術が高い状態。
完成度の高い物を作る状態。
素人DIYがプロの仕上がりを
超えたりすることがあるか。
それが、あるんですね。
素人(顧客)の強みは
時間を沢山掛けられる事です。
プロはそれで飯を食っているので
どうしても対価に対して、
掛けられる時間が限られる。
どんな分野でも、手間をかければ
掛けるほど仕上がりが美しくなったり
品質が向上する分野があります。
そういう分野だと、顧客が
自分でやるというのは強い。
今ではあまりなくなりましたが、
化粧の柱を磨くという行為。
沢山磨けば磨くほど、つやが良くなる。
製材から加工、上棟までの間、
お施主様が自分で自分の家の
柱を延々と磨き続ける事で、
素晴らしい照りの柱が出来たりする。
そういう、時間の掛け方が品質に
結び付く物に関しては、素人が
プロを上回るという事が、
起きる可能性はあるんですね。
時間を掛けられるという事は、
それが好きでなければなりません。
時間を忘れて作業に取り組める
くらい好きになると、プロを
超えるというシーンも出てくる。
お施主様が自分で工事をする
というのは家づくりでは
ままある話になります。
それが、安く収めたい、という
動機からくるものだとプロを
超える事は難しいですが、
好きだから時間を掛けてやりたい
という動機だと、プロを超える
事が、たまに起きたりします。
プロだとここまで手間暇を
掛けられないなぁ。
(=そこまで手間暇かけたら、
高くなりすぎて誰も頼めないなぁ)
と、プロに思わせたら勝ちですね。
私の趣味は写真ですが、
子どもの写真を撮るという事を
考えた時に、大事なのは腕と機会。
腕でプロを凌駕することは難しい。
しかし、機会という点に関しては、
私はプロよりも沢山持っています。
普段の表情や、ちょっとしたイベント
様々なタイミングで我が子の写真を
取ることができます。
機会の多さでプロが撮る一枚に
近づく事は可能です。
料理だってそう。
プロであれば、採算を考える。
素人だと、採算は度外視して、
食材を選んだり時間を掛けたり
という事が可能です。
もし、家づくりにおいて、
自分で何かやってみようかな
と思う事があるのであれば、
是非、時間が品質につながる
部分でチャレンジをしてみると
よいかもしれません。
木材への塗装などで、
塗って磨いてを延々と繰り返す。
家庭菜園の為の土壌づくりで、
延々と土を耕し続ける。
夏場に打ったコンクリートに
絶えず散水して湿潤状態を保つ。
他にも色々あります。
時間と手間暇をかける事なら
プロの仕事を超える事は出来る。
他ならぬ、あなたの家ですから。
いい家にしたいという思いは、
どこまで行ってもお施主様の
方が上にあるものです。
時間と手間暇をかけた分、
思い出も出来ますから。
もしよければ頑張ってみて。
