凰建設の森です。
本日、浜松の空調講座。
3回目になります。
エアコンの理論や仕組みを
体で覚える実習など、
今回も楽しい内容です。
今回で基礎編は終わり。
次回から実践編になります。
頑張ってついてきていただけたらと。
今回会場になっている浜松。
日本は縦に長く地域性豊かな国。
浜松もまた、非常に特徴的な
地域になります。
2024年2月現在で、日本の
最高気温の記録を持っている
市町村をご存知でしょうか?
埼玉や岐阜も暑い地域ですが、
実は浜松も、日本の最高気温を
記録している市町村です。
4年前の夏に、41.1℃。
熊谷と並んで日本歴代1位。
ただ、熊谷とちょっと違うのが
湿度になります。
共に41.1℃を記録した時間の
両者の絶対湿度の違いは、
熊谷が11.6g/kgDA
浜松が14.1g/kgDA
空気中の水分というものは、
たくさんあればあるほど、
暑さを感じる原因になります。
ということは、日本において、
過去最高気温を記録した
2つの地点を比べると、
浜松の方が、より暑い。
日本全国どこに行っても、
「ここは高温多湿でね」
という言葉を聞きますが、
その高温多湿な日本においても
トップクラスに暑くて
湿っているのが浜松の夏。
ということは、夏の空調計画
という点において、浜松は、
日本でもトップクラスに
やりにくい地域なんですね。
この空調講座が、浜松の
皆さんの要請によって、
始まったというのは、
ひょっとしたら必然だったの
かもしれません。
ひるがえって冬。
本日も浜松は快晴。
雲一つない天気で、
岐阜に比べて非常に暖かい。
冬季の浜松は全国でも
屈指の日照時間を誇る
お日様の国になります。
各種の太陽熱利用システムが
浜松から生まれたというのも
納得のいく気候になります。
お日様の国では、他の地域と
比べても、日射取得の影響が
強くでます。
断熱がそこそこの家であっても
しっかり日射取得ができていれば
日中の家の中はポカポカ。
ちょっと高断熱にしておけば、
日中の日射取得による
オーバーヒートを起こさせるのも
難しい話ではありません。
岐阜と比べると、断熱の重要性が
低くなる代わりに日射設計の
重要性が高くなることになるのが
冬の浜松という地域になります。
全国各地に伺って、その地域の
気候を見させていただきながら
空調講座を行なっておりますが、
やはり地域性というのは、
重要な要素なんだなと
考えさせられます。
岐阜は夏の期間を通した温度は
日本でもトップクラスの地域。
日本の歴代最高気温を記録した
地域のうち、トップ10に
3地点をランクインさせているのは
岐阜県だけです。
だけど、内陸部なので湿度は
そこまで高くはありません。
冬は雪も降るし氷も張るし、
6地域の中では最も寒いくらい。
やはりそれなりに特徴のある
地域になってきます。
家づくりは地域性を大切に
していただけるといいと思います。
私の理想は、地域に住んでいる
地域の気候を知っている設計士が
きちんと勉強をして地域の家を
設計するというものになります。
生まれも育ちもその地域なら
尚いいかなと思います。
地域に住まう設計士さんが、
地域の特徴を掴んで、
断熱や空調を地域に合わせて
設計していくためのお手伝いが
空調設計講座になります。
どうぞ、あなたの地域特性と
建築のことを知り尽くした、
いい設計者さんに、家づくりを
依頼していただけたらと思います。
