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コストダウンはこれが一番?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はリノベの下見。
戦後すぐの建物。

直すならこんな感じかな
と想像しながら中を
見させていただきました。

どの建築会社に
見てもらっても、
これはダメですね。
建て替えましょうと
言われた建物との事。

高性能リノベが
出来る技術のある
建築会社は少ない。

業界全体で
頑張ってほしいなと
思うのですがなかなか。

今後に期待ですね。

さて、本日の話題は、
家づくりにおける
コストダウンについて。

予算がどれだけでも
あるならコストダウンは
あまり考えなくてもいい。

しかし、そんな人いません。
みんな何かしらの取捨選択を
しながら家づくりを進めます。

何を削って何を残すか。

家づくりにおけるもっとも大きな
コストダウンは、家の大きさを
小さくすることになります。

家を小さくする事のメリットは
イニシャルコストだけじゃない。

断熱性が同じ場合、小さな家の方が
光熱費が安いです。

年間暖冷房度時が55000℃h
という地域と空調条件において、
UA値0.4W/m2K 外皮面積400m2
電力価格35円/kWh COP3.5
という場合で、
年間の暖冷房費は、88000円/年

それを外皮面積370m2に減らすと
81400円/年になります。

逆に、同じ88000円/年の光熱費で
良ければUA値は0.43まで悪く
しても良いという事になります。

イニシャルコストも、
住んだ後の光熱費もメンテコストも
何もかも全部安くなりますので、
やっぱり家を小さくするのは、
生涯コストで見て大きな削減になる。

じゃあ、どんな部屋を小さくして
家の面積を抑えていくか。
というのがポイントになる訳ですね。

リビングを削る?ダイニング?
収納?ユーティリティ?

そうですね。それも一つの手です。

しかし、最も効率よくコストダウンを
図ることが出来るのは、また別の空間を
削っていく事になります。

それが、個室。

子ども部屋や寝室といった部屋ですね。

ベッドの大きさは1.0m×2.0m~
ベッドが2つ置ければOKという
寝室の場合、壁の芯々寸法で
2.275m×2.73mの部屋があれば
何とかなるという事です。
この広さで3.75畳という部屋。

寝室8畳、子ども部屋6畳×2
が必要な場合、廊下も含めて
11坪くらいの大きさが要ります。

寝室3.75畳、子ども部屋3.75畳×2
であれば、廊下も含めて
6.5坪くらいの大きさで収まる。

坪100万円が当たり前くらいに
なってしまった今現在の家づくりだと
それだけで500万円程度の
違いが生まれてきます。

光熱費やメンテコストが
おまけ程度に見えてくる、
イニシャルコストの
削減になったりします。

3.75畳~7畳における
寝室と個室の家具配置の
イメージを並べると
こんな感じになります
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2024/02/738eedc93416280571b096636b510e90.png}

実際に作られた3.75畳の
子ども部屋で、多くの人が
あ、これでいいやって
思えた作例だとこんな感じ
↓     ↓
%url2%{https://twitter.com/jyujyusho/status/1458639225801232385}

写真盗用ごめんなさい。

個室で大きさを抑えた分
リビングや収納に回すもよし。
予算を抑えるもよし。

この4年ですっかり
値上がりをしてしまった
家づくりではありますが、
何とか工夫をして、
予算を抑えて建てたいものですね。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー