これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

家づくりの勉強法って?

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は熊本に。
福岡の空調講座ですが、
今回は熊本回。

飛行機で向かうのですが、
朝ちょっと出遅れまして、
あわや大遅刻。

ことなきを得ましたが、
心臓に悪いです。

時間に余裕を持って
動くことを心がけます。

さて、本日の話題は、
家づくりの勉強について。

初めて購入する商品があると、
その商品のことを調べますよね。

初めて携帯電話を手に入れた時、
どんな機能があるのか?
デザインはどうか?などなど
雑誌やカタログを見ながら、
またはお店の人に聞きながら
知識を得て購入の判断を
されたかと思います。

家づくりとなったら、
まずは住宅展示場に行かれた
という人も多いかと思います。

そこで今の住宅のトレンドや、
新しい家だとどれだけ暮らしが
豊かになるのかみたいなことを
教えてもらったと思います。

そして、今はネットの時代。
より包括的な知識を得るために
ネットで家づくりのことを調べる。

すでに建てた人のブログを読んだり
プロがお勧めする家づくりの
やり方みたいなのを知ったり。

雑誌を読んだという人もいるかと。
SNSで知識を手に入れた人も。

家づくりの知識って、
求めても求めても、
新たな情報が出てくるので
知り尽くしたと思えるまでには
相当な時間がかかります。

知ることがあまりにも面白いから
それを趣味にしてしまったり、
それを仕事にしてしまったり
という人もおられます。

30代を超えて、家づくりを
したことがきっかけで
住宅業界に転職してくる
という人がたまにいます。

10代後半や20代前半だと、
美味しいラーメンを食べて感動し
そこのお店に弟子入りだとか、
そういうお話はよく聞きますが、
30代を超えて、商品購入がきっかけで
異業種から転職をしてくるという
事例ってあまりないことです。

家づくりの勉強ってハマると
そのくらい面白いんですね。

そして、家づくりに関しては、
学べば学ぶほど、いい家を
建てられる可能性は高まります。

なんといっても、
依頼先を見抜く力が付く事が
大きいです。

建築会社の中には、
規模の大きなハウスメーカーと
呼ばれる企業と、
規模の小さな工務店と呼ばれる
企業の2種類があります。

そのどちらかに依頼するか、
設計事務所に依頼するか、
3択になるという事ですね。

大雑把にいうと、品質の
ブレが少ないのがハウスメーカー。
50点〜70点を安定して取れます。

品質のブレが大きいのが工務店。
0点〜100点までありますが、
平均点は30点くらいかと思います。

設計事務所も0点〜100点が
ありますが平均点は工務店よりは
高いという感じかと思います。

さて、そう聞いたときにあなたは
どこを選ぶ性格でしょうか?

無難にハウスメーカーに行くか。
一か八かで工務店や設計事務所に行くか。

工務店を選ぶという方の中で、
家づくりの点数を高めたいと
思うのであれば、自らが学ぶというのが
最も良い方法になるわけですね。

自分の学んできた知識と照らし合わせ
その工務店が言っていることがまともか
どうかを判断する。

家づくりというのは9割方、
依頼先でその成否が決まります。
ということは、家づくりの勉強も、
依頼先を決めるために行うと言っても
過言ではないわけですね。

で、世の中には家づくりに関しての
情報が溢れかえっておりまして、
断熱材ひとつとっても、
グラスウールが良いという人もいれば
発泡ウレタンがいいと言う人もいる。

耐震よりも制震や免震が大事だと
言う人もおられますし、
いやいやまずは耐震だと言う人もいる。

一体何が正しい情報なのか、
何を言っている人を選ぶのが
正解なのかということが、
どんどんわからなくなる。

納める範囲が広い上に、
是とするものが矛盾しているような
情報がたくさんあるから困る。

それが家づくりの勉強の特徴かと。

今現在、混乱中という人も、
少なからずおられるかと思います。

今まで、何かを学ぶというときに、
あなたは何をしてきましたでしょうか?

小さい頃から私たちは学校で
勉強をする方法を学んできたはず。

家づくりの勉強だって同じです。
混乱しているのであれば、
その基本に立ち返って学べばいい。

学びの基本というのは、
最も信頼できる公的な機関が
出している情報に触れることです。

学校であれば、教科書を読むということ。

家づくりに教科書ってあるの?
ということですが、あるんですね。
国が出している、お施主様向けの
家づくりの教科書が。

自分の子供がYouTubeを見て、
地球って丸いんじゃなくて実は
平らなんだって!と言い始めたら
あなたは呆れると思います。

馬鹿なこと言ってないで、
きちんと教科書を読みなさい。
って思うでしょう?

家づくりで正しいことがわからず
いろんな情報に惑わされている
状況だとしたら、あなたは、
地球は丸いという子供と同じ。

だって、住宅展示場もYouTubeも
ブログも、このメルマガだって、
公的な機関が出しているものじゃない。

営利企業やアフィリエイトや
広告収入や、そういう目的で
発信されているものになります。

東大受験漫画を読んで、
勉強した気になっているのと
なんら変わらないと言ってもいい。

あなたは今までどれだけ、
営利目的じゃない公的機関の
情報に触れてきたか。

国土交通省が出している家づくりの
教科書を読んだことがあるか?

学校の勉強も、教科書は書き方が
あまり面白くありません。
YouTubeで分かりやすく要点だけ
教えてくれる人の方が、
とっつきやすいのは同じです。

でも、何事においてもその分野を
深く知ろうと思ったら、いつかは
文字だらけの難しい文章に
ぶつかるわけですね。

そこを避けて通ろうとすれば、
やっぱり知識は深まらない。

ずっと表面の浅い部分で、
あっちがいいこっちがいいと
右往左往するだけで終わり。

住宅業界みたいに、嘘の多い
分野を勉強するのであれば、
なおさらですね。

ということで、勉強をするのなら
まずは公的機関が出している、
家づくりについての情報に
触れてみてください。

それが羅針盤になるはずです。
それを基準として、建築会社が
言っていることがおかしいのか
おかしくないのかを判断する。

国土交通省や、建築研究所が
出している資料はいろいろある。

こちらの長持ち住宅の選び方は
比較的分かりやすく書いてある。
↓ ↓
%url1%{https://www.nilim.go.jp/lab/hcg/htmldate/index.html}

今は断熱等級が1〜7まである。
4以下は論外として、
5、6、7のどれを目指すかに
ついては、等級を決めた時の
トップである鈴木先生の言葉が
参考になります。

5は短期的な誘導目標。
6は2050年に向けた真の誘導目標。
7は2050年時点でも頂点にいられる水準。

5はいずれ時代遅れにしたいと
明言されておられるんですね。
↓ ↓
%url2%{https://www.ibec.or.jp/sdgsforum/doc/sem_SDGs_4th_221014.pdf}

こういう情報に触れないから、
断熱等級は5で十分みたいな
情報を信じてしまうんです。

勉強はまず公的な資料を
読み込むことから。

小学校の時代からそれは
変わっていません。

どうぞ参考にしていただければと。

#流行より普遍性 #本質的な家づくり #住宅を消費しない

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー