凰建設の森です。
本日、岐阜に帰ります。
3日間、大変楽しい長崎の
滞在でした。
家族で来られてよかった。
いい誕生日の思い出にもなりました。
さて、本日の話題は新居の間取りについて。
高断熱住宅になると、家の中の
様々なバリアがなくなります。
最も大きなのは温度のバリアです。
玄関入った瞬間から暖かい暮らしは
生活スタイルを一変させます。
玄関には玄関ホールがつきもの。
玄関から入ってくる冷気が
リビングなどの居室に流入するのを
防ぐためにもちゃんと仕切って
風除室的な感じで過ごせるように
しなければならなかったんですね。
そうすると、ついでに目隠しや
気配隠しもできるため、
来客からのプライバシー保護に
役だったりします。
目隠しや気配隠しって、
日本の庶民の家で登場したのは
そんなに歴史は深くありません。
昔は開けっぴろげだった。
そんな空間を作っている
余裕はなかったんですよね。
あと、海外の家は今でも
開けっぴろげで作ることも多い。
玄関入ったらもうリビング的な
空間が見えているという例も沢山。
↓ ↓
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靴を脱ぐ文化もない分、
より、ダイレクトにリビングに
入ってくるという間取りも。
全館暖房が前提の家づくりだと
それでいいやん。ってなるんですね。
ええ、恥ずかしくないの?
って思うじゃないですか。
ここで、ちょっと想像して欲しいのが
その恥ずかしいと思うシチュエーションの
起こる頻度になります。
今はもうお正月に親戚の家を挨拶して回る
文化も少なくなってきておりますし、
玄関で立ち話をするような来客も少ない。
せいぜい宅配の人くらいでしょうか?
その人も、玄関ドアの敷居を跨いで
入ってくることもあれば、敷居越しに
受け渡しをすることもある。
どちらかというと後者のほうが多くない?
ということはですね。
もし、来客をそんなに気にしない
というふうに割り切ることができるなら
高断熱住宅の場合は、玄関から直接
リビングに入ってくるという間取りは
やってもいいということになります。
メルマガでも何度か書いてきましたが、
私、図面を書く際に「来客の想定」は
ものすごく根掘り葉掘り聞きます。
しょっちゅうお友達が遊びにくる
家であれば、来客を想定した間取り。
そうじゃなければ、玄関を入ったら
中にいる人の気配を感じられる間取り。
後者のいいところは、圧倒的に
スペースを省略できるところ。
また、同じスペースをとるなら、
家の広がり感が増すところ。
玄関入ってリビングの気配が
感じられる間取りはダメ。
っていう設計者さんも多い。
だけど、私自身、生まれた時から
そして今でも、玄関入って居間が
近い距離感で生活をしていて、
恥ずかしいと感じたことはない。
新居を建てるという計画があり、
等級6を優に超える断熱性が確保
できるのであれば、来客の想定と
玄関ホールの在り方について、
ご夫婦で話し合ってみてください。
ベランダもそうですが、
高断熱住宅であるならば、
あってもなくてもどっちでもいい
部屋になったりします。
多分、あるかなしかで言えば
あったほうがいいとなります。
じゃあ、無くしたら150万円
家づくりのコストが下がるとしたら?
ホール部分を減らしてしまえば
1〜2坪ほど家は小さくて済む。
それなりに大きなコストダウンに。
間取りの書き方から変わるので、
途中で変えるのは大変ですが、
最初から玄関入って中の部屋が
ある程度繋がっててもいいよ。
って思えるなら、それは有りかと。
よければ、この考え方、
参考にしていただければと。
やっちゃいけないのは、等級6にも
満たないのにそんな間取りを
やってしまうこと。
確実に、玄関を開けるたびに
冷気が流れ込んできて不快感を得る。
そこは気をつけて。
